2018年12月のIPO戦線。一番の注目日は終わりました。結果は残念でしたが、気持ちを切り替えて次の上場を見ることも大事です。あまり引きずることなく、初値予想を考えていきたいと思います。
まずは、AmidAホールディングス(7671)から。
⇒AmidAホールディングス(7671)のIPO新規上場情報
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:3,360円 気配更新:更新値幅73円、更新時間10分
下限値段:1,095円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:1,460円)
1,750円(公募比: +290円/+19.9%)
読者予想平均値:2,472円 | 中央値:2,000円 | 補正値:2,101円
主幹事の引受価格:1,343.20円。
こちらは小売セクターでいまいち地味な印象があることから、今のIPOの流れを考慮して直前予想を引き下げました。微増の1,750円が最終予想です。微妙銘柄は引き下げてもそれより下の初値が多いので、今回はややきつめに直前予想を下げてみました。
これで、直前予想が初値に近くなるかですね。EC系はIPOが調子が良い時は初値もいいのですが、こういった状況では地合いが影響して悪い方に出そうですね。上場タイミングが悪かったと言われそうです。
もう一方のAmazia(4424)。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:3,040円 気配更新:更新値幅66円、更新時間10分
下限値段:990円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:1,320円)
2,700円(公募比: +1,380円/+104.5%)
読者予想平均値:3,108円 | 中央値:2,890円 | 補正値:3,024円
主幹事の引受価格:1,214.40円。
こちらは直前予想はBB前予想を据え置いています。2極化の流れではまだいい方になりそうですが、今年の12月はちょっといいぐらいでも結果がついてこないことが多いので、思ったほど初値が伸びないことも十分ありえます。
また、上場前に著作権問題が出ていますが、これが影響するかも分かりません。
それでも2倍ぐらいは行ってほしいですが、kudanが2日目になって注目されることを考えると最終予想よりも下になる可能性が高いかなと感じています。
こちらはSMBC日興証券主幹事の銘柄です。
IPOが微妙な展開の中でもSMBC日興証券さんの注目IPOの登場は心強いです。
一大イベントは残念な結果でしたが通過はしました。この後、嫌な記憶を消し去るような結果もみたいですね。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
個人的に懸念しているのはIPOの数年スパンの波がいよいよ下り坂突入ではないかという部分です。いよいよ下記記事の4番の「IPO後退期」の幕開けかもしれませんね。2019年はオリンピックの前年・・・、十分考えられます。5~10年我慢の展開もありえます。
私は我慢はしませんので、もしIPOが不振になれば、サイトを見ていただいている皆さんにはその時々にあったお得な情報を流せるように方針転換も考えないといけませんね。
最後に忘れていましたがkudanの初日の最終の状況です。こちらは1撃100万円行きそうで、2極化の結果がかなりでそうですね。