最近のIPO人気の高まりは嬉しいのですが、それに伴って厳しくなっているのがIPOの公募当選です。

近頃は申し込む人が増加したため、大型株以外のIPO当選率は確実に下がっていると思います。

iporekishi

【IPOサマリー】2001年以降のIPO情報を一覧、グラフ表示

私は自身のIPOの抽選結果の戦績として2007年から情報を載せていますが、実質はもう少し前からIPOなどを含めて投資に参加していました。サイト上でもすでに10年で、振り返ると結構歴戦の古株としみじみと感じます。

だからこそ、言えることなのですが「IPOにも波があるので、今は当選が厳しい時期」といえます。上記グラフを見るとIPOにも波があることが分かります。

分類すると

1.IPO閑散期(相場も厳しい)
2.IPO回復期
3.IPO好調期
4.IPO後退期

の4つを繰り返します。今は「3.IPO好調期」に近いでしょう。このIPO好調期というのはIPO参加者も多く注目度も高いので、IPO当選は難しくなります。ただし、IPOで利益を出すことは確率が高い時期です。

IPO公募当選初値売りだけを考えると、一番良いのは「2.IPO回復期」です。上記グラフだと2013年あたりがいい時期ですね。それまでは閑散期ですので、IPO参加者が少ない割に利益が出しやすい時期です。

残念ながら「2.IPO回復期」は過ぎてしまったので、次の回復期が来るまでには他の3つの状況を経てからとなります。これを考えても「我慢と継続が結果を生む」というのが理解できると思います。

「じゃあ、私たちはどうしたら良いのか?」

というとIPOに関してはあまり深く考えずに「我慢と継続」を心がけるだけです。どちらかと言うと淡々と準備して繰り返すことが出来る人がIPO投資に向いています。

IPO(新規公開株)でより多く当選するコツ

その上で、いろいろな投資法にアンテナを向けておき、別の方法でうねりを付けるのをオススメします。今ですとフィンテックなどが話題ですが、そういった新しい分野では「エッジ」が起きやすくまだ見つかっていない収益のチャンスも多くあります。

IPOが当たらなくなってきているのは事実ですが、それでも淡々と出来ることを進めていくことで出る結果に満足することが上手に立ち回れる秘訣です。

IPO当選のために是非持っておきたいネット証券会社

ライブスター証券

新しいところではライブスター証券が新規出始めたので、狙い目かもしれません。私は手数料が安いので普通に使っている証券会社です。