10月最後の上場は注目度の高いRettyとなります。直近IPOの初値は異様なバブル様相からは落ち着きを見せていますが、本日は巻き返しましたのでRettyの初値には追い風かもしれません。

Retty(7356)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:2,714円 気配更新:更新値幅59円、更新時間10分
下限値段:885円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,180円)
1,800円(公募比: +620円/+52.5%)
読者予想平均値:2,012円 | 中央値:1,920円 | 補正値:2,128円

主幹事の引受価格:1,085.60円

直前予想は本当は引き上げて2,000円にしようと思っていたのですが、IPO地合いの悪化を考慮すると据え置きの1,800円が妥当と判断しました。なんと大手予想会社2社も1800円となっているので、大方のコンセンサスが1,800円あたりにあるかもしれません。

最近の政策の1つGo toイート恩恵を受けそうな事業には違いないので、話題性高いと見て予想よりも初値が上がって欲しいところです。

これで一先ず10月のIPO終了となり11月のIPOは19日上場が再スタートとなります。約3週間弱間が空きますので、それなりに注目度は高まるかと思います。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

直近IPOの動きもまだまだ活発です。次のIPOはアメリカの大統領選挙が終わってからですので、また風向きがガラッと変わっている印象もあります。出来れば、コロナ収束の雰囲気でリスクオンになって欲しいところです。

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12月のIPO新規承認も出てくる頃だと思います。毎年、この時期からIPOラッシュの準備で忙しくなります。数が多くていつもよりも当選確率が上がりやすいのが12月ですのでしっかり準備して体制を整えておきましょう。