明日はフロンティア(4250)の上場日です。11月のスタートIPOではありますが、福証Qボード単独上場。選挙明けの月曜日ということで注目度的にはかなり低いかもしれません。その参加者限定的なところで、どの程度のところで初値が着地するかが焦点でしょうか?
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:2,139円 気配更新:更新値幅47円、更新時間10分
下限値段:698円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(5分)
それでは初値予想です(公募価格:930円)
1,250円(公募比: +320円/+34.4%)
読者予想平均値:1,437円 | 中央値:1,380円 | 補正値:1,388円
主幹事の引受価格:855.60円。
最終初値予想はBB前予想より少し引き下げて1,250円としました。ディスカウントが意識された公開価格でもあるため、ある程度の初値からの上昇は見込めると思います。ただ、IPO大注目の時に比べると落ち着いたものになりやすそうです。
個人的には地方市場への上場は、いつも後から急騰の可能性があるか?というのに目をつけていますが、今回は業種がかなり地味ですので、そういった視点からの見込みは難しそうです。
このところ東京プロマーケットからの鞍替え上場も続いて見られましたので、こうやって会社が成長するフェーズで参加できるイベントが増えるのはありがたいことかもしれません。ベンチャー企業への投資も東証への上場ばかりがゴールではないと見られれば、最近増えている株式投資型クラウドファンディングへの投資もさらに盛り上がるかもしれませんね。
12月に向けてIPOが増える時期です。まずはIPOの公募株ゲットで初値売でも利益が出るという銘柄がたくさん出て欲しいですね。
【IPOサマリー】2001年以降のIPO情報を一覧、グラフ表示
最近地合いが弱いと言われているIPOですが、何だかんだで年間通してみると好成績を残しそうです。目立つような最大利益、最大騰落率は出てないからインパクトが薄いだけかもしれません。
ここ数年を見ても高い勝率になっている2021年のIPOですね。