明日はビーウィズ(9216)の上場日です。東証1部への上場、市場再編後はプライム上場予定という大型IPOになりますが、ブックビルの時点では仮条件引き下げでも公開価格下限決定と人気がありませんでした。果たして人気が得られなかった銘柄が上場日にどうなるかですね。

ビーウィズ(9216)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,220円 気配更新:更新値幅70円、更新時間10分
下限値段:1,050円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,400円)
1,316円(公募比: -84円/-6.0%)
読者予想平均値:1,610円 | 中央値:1,600円 | 補正値:1,629円

主幹事の引受価格:1,316円

最終初値予想は微妙案件は厳しいということで公募割れ予想としました。さすがに引受価格では止まるであろうという引受価格同値予想としています。よく当たっていた予想会社側では引受価格より上での公募割れ予想、忖度側は公募割れ予想は絶対しないので、公開価格同値予想となっていますね。

IPOはこういった事前予想を覆す結果になることも多いですが、今回ばかりは上場の仕方もイグジット案件で、業種もコンタクトセンター・テレワーク系ということでパッとしません。魅力がないからこそ事前人気がなかったわけですし、上場時に買いが入る理由が殆ど無いですね。

ある程度のファンド組入れ需要などはあるでしょうから、どこかで底固く推移する可能性はありますが、敢えてIPOファンが参加するような銘柄ではないと結論づけたいです。

IPOは初値高騰後伸びている銘柄もありますが、2極化の流れが続いているので弱いものは弱く、強いものは強くの意識で取り組みたいですね。敢えて逆張りする必要はないでしょう。

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3月IPOでもチャンスのある銘柄はきっとありますが、今回は比較的微妙判断の銘柄が多いです。注目は同じ東一上場の住信SBIネット銀行になりそうで、こちらの参加判断がメイントピックになりそうです。主幹事野村證券で注目されている案件は下手なことになりにくい気がしますが、どうなるでしょうかね?