明日はマイクロアド(9553)の上場日です。唯一のSBI証券主幹事案件となります。規模感的に危険度も大きいIPOかと思いますが、うまく初値から機運を載せられるかが鍵になりそうです。

マイクロアド(9553)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,245円 気配更新:更新値幅71円、更新時間10分
下限値段:1,058円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:1,410円)
1,600円(公募比: +190円/+13.5%)
読者予想平均値:2,145円 | 中央値:1,650円 | 補正値:1,816円

主幹事の引受価格:1,297.20円

最終初値予想はBB前の予想を据え置いて1,600円としました。大手予想会社の一角(よく当たってたほう)はなんと1,250円という公募割れ予想を出してきました。忖度側は1,600円で初値プラスなので真っ向から予想が割れましたね。

それにしてもT社さん(よく当たってたほうですが)は、過去のレポートから直前初値予想がさすがにブレすぎと言ってよいでしょう。BB時の印象から直前になって予想が大きくブレるなんてものは、情報を求める側からしたら一番要らない情報と感じるところです。ここ最近、予想が不調なのも何か原因がありそうですね(IPO自体が大きく地合いの変化があるので、判断が難しいところではありますが・・・)。

私もいろいろなレポートなどをみて迷いましたが、結局BBスタンスB評価にもしていますし、最後に弱気になって公募割れ予想して、それが外れたらIPOブロガー的にも見て頂いている申し訳ないので据え置き予想としています。また、当選して1枚持っている身ですのであたふたせず見守りたいです。

SBI証券主幹事のIPOは良くも悪くも相場任せの放置系です。結局、初値もセカンダリーも参加者が作る感じになりますので、機運次第という結論です。

なお、公募割れとなった場合は残念ながら見込まれた公募価格が悪影響となり、中長期でもかなり苦しくなるのでは?と思っていて早く逃げたほうが良さそうですね(このように書いてしまうと逆パターンになることがあるので、あまり思っていることは書きたくないところではあります)。

黒澤が保有している全証券会社の特徴と感想を随時更新

6月末の終盤、本日が6月末の権利付き最終日でしたので、明日は権利落ち日です。日取り的には単独上場で買い疲れがあったとしても悪くはないはず、とりあえず結果を待ちましょう。