明日はtripla『トリプラ』(5136)の上場日です。一つ前のティムスは予想以上の初値結果となり、それ以降は価格を下げています。セカンダリー勢が捕まった印象もありますが、トリプラも今のIPO地合いなら行き過ぎた初値を予想するほうが的中確率高めかもしれません。

tripla『トリプラ』(5136)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:1,840円 気配更新:更新値幅40円、更新時間10分
下限値段:600円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

それでは初値予想です(公募価格:800円)
1,500円(公募比: +700円/+87.5%)
読者予想平均値:1,389円 | 中央値:1,320円 | 補正値:1,418円

主幹事の引受価格:736円

直前予想はBB前予想よりも引き上げて1,500円としました。ベンチャーキャピタルからの出資がかなり多くロックアップが1.5倍で外れることから800円の1.5倍の1,200円に大きな壁を感じる銘柄になります。

しかしながら吸収金額も小さめで、アフターコロナでこれから伸びそうな事業内容というのもあり期待感のある買いで需給面で1.5倍で初値がつくように思えません。結局1.5倍の1,200円を軽く超えてしまえば、大きな売り圧の壁意識が和らいで、次の心理的な抵抗線になりそうな1,500円ぐらいまで吊り上がるのではという予想です。

ここまで来た時に「強いものは強く」なのか「過熱しすぎ」とはしごを外されるのか?金曜日の上場になりますがIPOらしい激しい展開が予想されそうですね。と、ここまで過去のIPOを何年も見てきて色々なパターンからなりそうな初日の動きを前日にいつも考えているのですが、当日蓋を開けてみないと分からないのがIPOです。とりあえず初値は気前よく伸びてIPO好調をアピールして欲しいですね。

黒澤が保有している全証券会社の特徴と感想を随時更新

来週からは続々と12月IPOの仮条件が発表されてBBラッシュとなります。証券口座の準備はバッチリでしょうか?数がたくさんあっても中々当たらないのがIPOです。出来る限り出来ることは進めて実りある12月にしたいですね。