明日はトランザクション・メディア・ネットワークス(5258)の上場日です。新年度一発目のIPOになりますね。結局3月末の上場ラッシュは好調なまま終わりましたが、今年はあまり間髪入れずIPOが続きます。新年度一発目の雰囲気はないですが好結果を期待したいですね。
⇒トランザクション・メディア・ネットワークス(5258)のIPO新規上場情報
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:2,139円 気配更新:更新値幅47円、更新時間10分
下限値段:698円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:930円)
1,500円(公募比: +570円/+61.3%)
読者予平均値:1,321円 | 中央値:1,260円 | 補正値:1,332円
主幹事の引受価格:864.90円。
直前予想はBB前予想を上方修正して1,500円としました。地合いの良さを考慮すると初値を引き上げるのは必至の状況ですが、BB時の初値予想は1,200円、ここからどこまで上げるか考えると一番行き過ぎポイントで1,500円とします。雰囲気的にはこの間で付けばぐらいでは思っています。
吸収金額の大きい銘柄ですのでそんなに初値が上がらないタイプですが、業種とここ最近のIPO地合いを考えると、早々安値では買わせてくれない雰囲気です。3月最終のFusicは5,000円ぐらいでも高いと思っていたところ6,500円近くという行き過ぎ状態です。この過熱感がFusicが下がったことで少ししぼむと良いのですが、何と言っても明日の上場までは繋がっている雰囲気がありますので難しいですね。
明日の上場が終わればようやく3月の上場ラッシュの見直し相場になりそうですが、分かりやすく住信SBIネット銀行などはジリジリと上げており、仮条件の上限を突破しましたね。
なお、当方TMNは野村證券で繰り上げ当選となりました。このパターン、あまり初値が上がらない可能性も高いのですが、3月末に申込期間が被っていたことで結構補欠繰り上がりも多かったのかもしれません。忘れずに申し込んだことでお小遣いになれば良いのですが・・・。
noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。
2023年から一先ずは全銘柄の個別セカンダリー記事を書ききって、いい情報を届けられる体制を整えたいと思っています。しかしながら予想していた初値よりも急騰したり、全く人気なかったりがありますので、その場合の判断は前日ではなかなか紹介が難しいのが難点ですね。
ただ、セカンダリーに参戦するにしてもしないにしても読み筋の前提状況の一つになればと思います。総合的に良い部分を美味しく取れるようなネタを提供できるように頑張ります。
IPO相場でプライマリーとセカンダリー両輪の力を活かして収益を加速できればというところです。IPOプライマリーも続ければまだまだ儲かりますので、新年度に入ったことですし、新しく始める人も当方の保有口座など参考に参加してみて下さい。