明日は2社同時上場予定となります。7月下旬のIPOでは4銘柄にC(4)という評価をつけて、そのうち2つは公募割れ、残りの2つがある上場ということになります。非常に流れが悪く、通常であれば公募割れ予想ですがC級銘柄が全部公募割れというのも、いくら地合いが良くなくても腐ってもIPOということで最近はあまり見ません。
明日上場の直前予想です。
まずは、クオルテック(9165)から。
・気配更新
上限値段：5,850円 気配更新：更新値幅127円、更新時間10分
下限値段：1,905円 気配更新：通常の更新値幅・更新時間（3分）
・注文受付価格の範囲 :635円～10,160円
それでは初値予想です（公募価格：2,540円）
2,600円（公募比: +60円/+2.4%）
読者予想平均値：2,681円 | 中央値：2,600円 | 補正値：2,712円
主幹事の引受価格：2,336.80円。
直前予想はBB前からは引き下げたもののギリギリプラス予想の2,600円としました。同時上場で地味な方、しかもそこそこ規模感のIPOです。基本的には買いが入りにくいことから初値が上がりにくいと見られそうです。主幹事野村證券ということで、逆に初値から売ってくる量も少なそうで売買量の少ない中、公募付近で値付くというのが大方の見方ではないでしょうか？
なお、大手予想では良く当たる方が2,540円と公募同値。忖度側が3,000円と随分強気です。最近のフィスコさんはちょっと予想の狂いが大きい（以前からかも知れませんが）ので信用ならないので、やはり公募付近の結果が関の山と言ったところでしょう。
次にGENDA(9166)。
・気配更新
上限値段：4,075円 気配更新：更新値幅89円、更新時間10分
下限値段：1,328円 気配更新：通常の更新値幅・更新時間（3分）
・注文受付価格の範囲 :443円～7,080円
それでは初値予想です（公募価格：1,770円）
1,800円（公募比: +30円/+1.7%）
読者予想平均値：1,911円 | 中央値：1,850円 | 補正値：1,923円
主幹事の引受価格：1,637.25円。
明日の注目銘柄は恐らくこちらのGENDAということになります。最終予想は「私が忖度して（笑）」1,800円としました。残念ながら良く当たる予想会社の予想は公募割れ、忖度側も公募同値となっており、コンセンサス的には公募割れが濃厚となっています。
ただ、GENDAは抽選状況をみてもそこそこ人気があり、いわゆる「申真衣親衛隊」のような見えない力が華々しいスタートのために力を貸すのではないか？という妄想をしています。
眼力の強い美しい女性に鼻を伸ばしてお金を出す金持ちさん一杯いそうな気がするのですが無理でしょうかね？勝手に芸能人・著名人枠のIPOとして盛り上がっているだけかも知れませんが、明日はどうなるか楽しみですね。
以上、明日上場予定の２銘柄の直前予想を更新しました。
残念ながら7月に入ってからは、2023年のIPO絶好調の雰囲気は随分と薄れています。微妙なC級銘柄は危険と隣り合わせと理解しながらIPOに付き合っていきたいところです。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
各銘柄のセカンダリー戦略も随時更新しますのでnoteの方をチェックしてみて下さい。
セカンダリー戦略も人それぞれと思いますが、１つの考え方として損のない内容が書けているとは思います。需要があるのかも考えつつとりあえずは続けていきたいと思います。