証券会社で取引できる方法で、最近急速に広がりを見せそうなのがクレジットカードでの積立投信購入です。当方のサイトでも何度か紹介していますが、楽天証券が証券口座数を伸ばしている理由の一つに2018年10月から始まったクレジット決済で投信積立が買えるサービスがあると思います。

楽天証券で楽天カードのクレジット決済で投資信託の積立可能に!もちろんポイントが貯まる!

楽天はグループで楽天カード楽天証券に楽天エコシステムと呼ばれる経済圏共通の楽天ポイントを持っているだけあって対応が早く、2年以上も専売特許的にクレジットカードで投資が出来ていました。

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私もスタート時から継続しておりすでに170万近くの買付になっています。楽天カードの還元は1%ですので1.7万円相当のポイントをクレジット決済をするだけで手に入れていることになります。

同じような「クレジット決済で積立投信購入」が2021年中に2社追加されそうです。

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SBI証券三井住友カード

SBI証券x三井住友カードのクレジット決済で投資信託の積立可能に!Vポイントが貯まる!

SBI証券三井住友カードは既にサービスを開始していて、今はスタートダッシュキャンペーンで還元率3倍の状況です。通常時の還元率が0.5%と楽天証券に及ばない、また還元ポイントがVポイントと少し消化場所を選びますが(他社ポイントへの交換は現在1=0.8といまいち)、同様の取引が増えたのは喜ばしいですね。

スタートダッシュキャンペーンで3倍になっているように、SBI証券楽天証券の猛追をかなり意識していますので、再びキャンペーン的なことはしかけてくる可能性はあります。


マネックス証券xマネックスカード」

マネックス証券は2021年5月にマネックスカードをスタート、今後、このクレカで投信積立を行うサービスを予定しています。期間限定のカード発行キャンペーンが10月31日までですので、このキャンペーンが終わった後に何かしらのリリースがあるかもしれませんね。

予定では還元率は1%、さらに還元はマネックスポイントでAmazonギフト券などに1P=1円相当、1P単位から交換が可能です。

株・投資信託ならネット証券のマネックス

サービスがスタートされれば年間で6000P貯めることが出来る、流行りの錬金術がもう一つ増えることになりそうですね。


  1. 楽天証券楽天カードの組み合わせ
  2. マネックス証券とマネックスカードの組み合わせ
  3. SBI証券三井住友カードの組み合わせ

現時点で稼働している(稼働予定)は上記の3つです。実行すればそれだけ還元でお得という取引ですので、全クリしておきたいですね。なお、実際の投信の購入に関してはそれぞれの詳細記事に書いています。

楽天証券で楽天カードのクレジット決済で投資信託の積立可能に!もちろんポイントが貯まる!

SBI証券x三井住友カードのクレジット決済で投資信託の積立可能に!Vポイントが貯まる!

値動きリスクを抑えた方法を書いていますが、別に投資として見込みのある商品を買ってもクレカポイントは還元分付きますので、取引は好き好みはスタイルによって変えてもいいでしょう。

また、上記3サービス以外にも可能性の有りそうなのは

  1. SMBC日興証券とdカード(dポイント)の組み合わせ
  2. auカブコム証券とauカード(Pontaポイント)の組み合わせ

あたりは持っている連携サービスの状況から、新規サービスとして出してくる可能性はあります。

正直、あまり手がかからずクレジットカード経由での投資商品購入という形で還元ポイントを手に入れるという手法ですので、チリも積もればの美味しい取引だと思います。怖いのはサービスの改悪ぐらいで、改悪になる前にしっかりとお得な部分は享受しておきたいですね。