2017年の年の瀬もネット証券の各社の取引手数料変更と、手数料競争が行われました。各社、他社の特徴を消そうと必至に追随しておりますので、非常に利用者としては嬉しい内容となっています。それでは、変更してきた各社の情報を紹介します。

証券会社株式取引手数料比較一覧

なお、手数料体系の変更を上記ページにも加味して修正しています。横比較にお使い下さい。

まずはSBI証券の変更から

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約定ごとのスタンダードプランを引き下げてきました。11月にアクティブプランで10万円以下無料にしたばかりですが、さらに値下げ施策です。

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特徴としては少額取引の分類をより細かく分けて、少額取引手数料を割り引いている感じです。ネット証券大手として、ネット証券大手が安い手数料を出してきたらすかさず合わせる姿勢ですね。5万以下の約定はそれほどないですが、値下げのインパクトは出ています。

やはり最大手ですので、手数料関係では他社に負けないよう努力する安心感があります。

つぎに楽天証券です。

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なお、楽天証券はワンショットコースを廃止してすべて超割コースやいちにち定額コースにする予定みたいです。今回の変更で、すべての価格帯で超割コースが最安になるのでさっさとコース変更した方がいいです。

変更点としては現物取引手数料はSBI証券にいつも対抗するのが楽天証券です。全く同じレベルになります。さらに楽天スーパーポイントのポイントバックがあるので楽天証券の方が使い勝手の良いポイントが貯まるというメリットがあります。

さらに強力なのが大口優遇です。

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まずは大口認定がゆるい条件がオススメです。1日でなんとか売買して5000万以上の約定代金をクリアすれば3ヶ月大口優遇が可能になります。

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そうすれば金利優遇こそありませんが、信用取引にすればどれだけ取引しても手数料0円ですね。

SBI証券の対抗馬、ポイントバックや大口優遇などで差別化を計っていて、そういうのを知っている人は楽天証券を使いますね。マーケットスピードも使えますし^^

続いて岡三オンライン証券です。今年はサービス拡充が豊富で頑張っています。

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概ね小額手数料は10万円の約定代金まで0円というところがあるなか、20万円まで定額プランで0円という新手数料体系です。20万以下で1単位購入できる株は結構ありますので、現物でも多くの銘柄が無料で買い付けできるというすごい状態になっています。

なお、現物と信用で別れているため「現物取引20万円+信用取引20万円=合計40万円」まで手数料無料になります。株主優待クロス取引で、1単位20万以下のものをサクッと無料で行けますね。

なお、岡三オンライン証券もプレミアゼロかプラチナという大口優遇プランがいろいろな意味でオススメです。対象としては投資信託平均残高1000万or3000万以上からで、信用手数料が無料の他、IPO抽選優遇などもあります。最近は岡三オンライン証券がIPOでもかなり顔を出しており注目の証券会社になっています。

 

以上、3つの証券会社の手数料体系変更を下記ページにも変更しています。

証券会社株式取引手数料比較一覧

リストだけには表れない使い勝手の差や、大口優遇、ポイントバックなどもありますが、各社ともに手数料引き下げで私たちにメリットがあることは嬉しいことですね。

私たちは上手に使い分けて、より有利に株式投資を進めていきましょう!

なお、年明けにはこっそりGMOクリック証券が値上げするのですが、そちらも変更時期に紹介と修正いたします。