最大手のSBI証券が動くとその他のネット証券はどうするの?的な記事を昨日書きましたが、早速動きがありました。やはり大手が動くと動かざる負えないですね。
松井証券はキャンペーンでキャッシュバックではなく最初から無料としました!岡三オンライン証券はキャッシュバックで実質無料化です。
松井証券はこれまでも先駆けてサービスを進めてきていますので、取引手数料無料化の完全にスタートする場合でも日本初を目指したいところでしょう。
岡三オンライン証券も岡三グループとしてなんとかサービスを利用する人を増やしていきたいので、サービスの質では負けたくないところです。使える証券会社というインパクトを与えたいところでしょうね。
いずれも25歳以下の特典ということで、新社会人あたりの若年層にまずは投資に入って欲しく取引手数料無料化を進めていってますね。早めに投資を始めることは悪くないと思いますので有効に利用して欲しいですね。
個人的には早く全年齢層で取引手数料無料化の証券会社が出てきて欲しいですが、証券会社の利益を圧迫すればそれだけサービスの質が悪くなることにも繋がりそうで、何とも言えない気持ちです。
ただ、取引手数料無料化は不可避の動きに見えます。最大手のSBI証券が完全無料化まで進んでしまえば、競合他社は同レベル水準に持ってくるか、もう全く違うービス部分で特化した強みを見せるしかないですね。
個人的にはライバル関係とも言えそうな楽天証券の動きが気になりますね。
楽天証券の強みはやはり強力なECを持っているので、ポイントをうまく利用したお得なサービスが組みやすいですね。
SBI証券は2021年3月22日のプレスリリースにて600万口座達成を公開しています。野村證券など総合証券の口座数をグラフに入れていてその伸び方を見せていますが、ライバルとも言える楽天証券は敢えて入れていません。
楽天証券は2020年12月15日に500万口座達成でSBI証券を猛追しています。楽天証券のプレスリリースではSBI証券のデータも入れることで迫っている状況を紹介していますね。
大きな差が開いていたところにどんどん迫っている楽天証券です。ライバルが取引手数料の分野で黙っているわけがないですので、今後の展開には注目です!