いつか来るだろうと思っていたので「投信積立決済に関する一部条件変更」というタイトルを見た時に「改悪」来たなと思いました。最近は「楽天経済圏」のサービス改悪ラッシュが続いていますね。楽天モバイル事業の苦しさから変更が続いているのは分かりますが、あまりに改悪が続くと元からいた固定客も離れていきそうで厳しいですね。

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今回のサービス内容の変更をまとめてみたいと思います。

【投資でポイント還元】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ

なお、現状については上記ページにまとめていますが「楽天証券x楽天カード」の組み合わせでの投信積立サービスは2018年にスタートして1%という高い還元率で、楽天証券口座数増加にも随分貢献したと思います。あまりにも良いサービスだったのでサービス開始の2018年からいつか改悪の恐れはありそうと思っていましたが、ここ最近の「楽天経済圏の還元改悪ラッシュ」の流れから避けられませんでしたね。

新サービス開始と抱合せで発表することで、改悪することを煙に巻く感じがやらしいですね・・・。

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変更点は上の3パターンになると見ればよいでしょう。いずれのパターンでもサービスとしては改悪になります。

  1. そのままクレジットカード決済の場合、信託手数料が高いものなら1%還元
  2. 楽天キャッシュ決済経由で0.5%還元(2022年中はキャンペーンで1%還元)
  3. クレカ決済のままで、信託手数料安いと0.2%還元

楽天キャッシュ経由の0.5%還元は追随してきた「SBI証券x三井住友カード」と同等レベルなので改悪でも十分な還元率ではありますが、1%→0.5%に半減というのはやはり残念ですね。

還元率が0.2%に変更となるファンドで積立設定を継続される方は、投信積立の決済方法を楽天カードクレジット決済から楽天キャッシュ決済(楽天カードからチャージ)に切り替えると、よりお得にポイントが獲得できます。

私のような日本債券連動型インデックスファンドで積立設定している人は、基本0.2%還元になりますので、楽天キャッシュ決済に切り替えるということで0.2%還元は回避、2022年度中は1%還元継続、2023年からは0.5%還元で継続となりそうです。

なお、移行は簡単な手続きで行えるように6月に提供開始予定とのことです。忘れないようにしたいですね。

一方、面白いサービス変更といえるのが今回の変更で楽天キャッシュ決済で5万、楽天カードクレジット決済で5万と合算して10万が積立投資設定できます。ファンド代行手数料が0.4%以上のものなら楽天カードクレジット決済で1%還元は継続ですので、該当するファンドで積立投資が行いたい場合はメリットがあります。

代行手数料年率0.4%以上となると信託報酬はその倍の0.8%以上程度あたりからが1%還元の対象になります。年率の手数料1%と購入時の還元1%では積立投信をすぐに売れば年率の手数料の支払いは少ないので、うまく運用すれば月10万分なにか還元メリットがあるものを購入するという手もあります。

ただ、すぐ売るが前提の場合は値動きがなるべく小さくリスクが低いものという探し方になりますので、必然的に信託報酬は安いものになってしまうので、高い信託報酬でも買ってみたかったファンドをクレカ決済側に回して利用するという方法が良いかもしれません。

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低リスクファンド系でスクリーニングして、やや管理費用高いものを積立継続して程よくプラスの時に売って運用など考えたりもしますが、ポイント還元狙いの趣旨からは外れていきますね・・・。

【投資でポイント還元】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ

2022年2月下旬にはマネックス証券が1%還元で同様サービスをスタートさせる予定ですが、ライバル側が還元率引き下げとなったことで、こちらも0.5%などに改悪にならないことを祈りたいですね。

いずれにしても還元でお得な状況には変わりありませんので、0.5%でもサービスが継続して使える限りはコツコツと還元分を頂きたいと思います。