2021年からライブスター証券が新たにSBIネオトレード証券としてスタートを切っています!SBIグループとしては「取引手数料無料化」に向けて特に手数料に舵を切った証券会社にしようとしていて楽しみです。

年頭の社名変更の挨拶がホームページに記載されていました。

今後の取組方針としましては、

  • 取引コストの更なる引き下げ
  • 新商品・新サービスの開発
  • 取引ツールの利便性向上のための各種改善
  • 取り扱いIPOの強化
  • 取引システムの安定運用及び取引基盤の強化

を行ってまいります。

具体的に変わってくれそうと感じるのは「手数料競争の中での競争力」「IPOではSBI証券主幹事案件はすでに2020年の12月から取り扱いが明らかに増加」となりましたね。

手数料部門では制度信用取引の買方金利を「2.3%→1.8%」に引き下げています。社名変更記念で3月末までとなっていますが、このまま期間延長して金利部門での強いイメージを付けるのではないかと思っています。すでに信用取引手数料は0円ですので、この金利変更で多くの客を呼べるかどうかでしょう。

※1.8%への引き下げは終了しています。しかしながら買方金利2.3%は低い水準、さらに優遇プログラムもあります。

信用金利・保証金・維持率比較一覧

買方金利だけで見ると野村證券東海東京証券むさし証券トレジャーネットが上位になっているのですが、SBIネオトレード証券は信用取引手数料が無料というのが大きな違いです。

他のネット証券を比較しても明らかに金利手数料が掛からない設定になっていますので、後はどれだけ利用者がもっと金利手数料に目を向けてくれるかだと思います。某証券会社は取引手数料は無料にしたけど、別の手数料を上げて実質高くなっているところもありますので、よりシビアな目で手数料を見ていきSBIネオトレード証券を応援したいと思います。

2021年は信用取引手数料無料は当たり前で、その先の金利引き下げ合戦になることを期待したいです。