ゴールデンウィーク中の振り返り・まとめ記事として株主優待に関しても振り返ってみたいと思います。例年ゴールデンウィークまでには昨年の権利の優待はほぼ届いている人が多いので振り返りに良い時期ですね。

2022yutaisenseki

株主優待タダ取り(クロス取り)戦績

当方はただ単純に2010年からクロスで取得できる優待の戦績レポートを載せています。株主優待は銘柄数が多いので、こういった単純リストのほうが見やすいという人も多いかも知れません。

ここ最近では、希少銘柄とか超お得銘柄で取りにくいの他、外食優待で消化するのに苦労しそうなのに取るのが難しい銘柄はあまり取ってないという緩い気持ちでの参加です。

それでも取得件数は200件超え、得した金額表記では過去最高の50万超えなので、だらだら参加していてもこれほど嬉しい結果を出せる取引もそうそうないですね。

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なお、企業の優待導入件数は日本の異様な優待好きでずっと伸びていましたが2019年をトップに頭打ち状態です。近年は優待の不公平性から配当での還元を重視したり、またクロス取りの一見様対策も増えました。

さらに市場再編にて株主数の維持ではなく浮動株の割合が高ければ良いということになったので、株主数維持の手法の1つになっていた株主優待を企業負担から廃止するところが増えています。

特に超人気優待銘柄のオリックスなどが廃止するなど、企業の商品ではなくてカタログギフト系やクオカードといった金券系を出していたところは今後も、株主優待は取りやめの最初の標的にはなりそうです。

一方でプレミアム優待倶楽部という上場会社にもなった「WILLS」が提供する株主優待を導入するところも増えています。複数の優待ポイントを集約できたりと利便性もありますし、企業側も決まったプラットフォームで導入しやすく、優待で株価対策したいなどある場合に良く導入されている気がします。

残念ながらプレミアム優待倶楽部の実質価値は半額程度と言われていますが、今後もこちらの導入は増えそうです。

優待転売対策として電子化も進んでいますね。自分で使わないと行けない優待が今後生き残っていきそうですね。後は個人的にはクオカード優待が電子ギフト優待へ移行して欲しいですね。郵送コストとか考えると電子化で株主優待コストを下げて継続する企業が増えてほしいです。

優待クロス取りの一般信用在庫の状況にも異変を感じます。特に在庫数、手数料の両面で最強のSMBC日興証券での在庫がなかなか取れない現象、また在庫の出方が判断が難しい(いつ出てくるのか分からない)状況が続いています。

とにかく優待欲しい早取り勢が、ある程度の在庫を早い段階ですぐにかっさらってしまうので、直前になっての取得はかなり難しくなっていますね。出てきてもほぼ瞬殺ですし、金曜日の予約注目で翌週末まで約定が持ち越せるのは、SMBC日興証券側としても在庫予約だけされている状態なので何か対策した方がが良いのでは?と感じますね。

個人的には早取りするほど発注ミスや忘れミスなどが増えると思っていて、ある程度諦め戦略で進んでいます。それでも年間で200件も優待取っていれば単純に年間の2分の1の日数で優待ゲットを楽しめるので十分と言えるでしょう。

昔は取引手数料を払っていたり、逆日歩リスクを取って制度信用でも、逆日歩怖くない銘柄でゆっくり取れていた時代もあったので、その頃に比べるとまだまだ優待クロス取引は十分機能していて、状況は良いと思っています。

松井証券 auカブコム証券 口座開設

逆に言うと古き良き時代の松井証券auカブコム証券はここでもっと扱いやすくなればみんな使ってくれると思うのですがね。auカブコム証券なんて変なプレミアム料なんか止めてほしいし、取引手数料もAPI経由とか罠作らないでシンプルにすれば在庫余ってるの取ってくれると思います。

楽天証券はスタート時は在庫もあって目立ちましたが、最近は在庫の枯渇が目立ちます。こちらは手数料ちょっと上げてでも在庫を増やすと利用者増えそうと思っています。せかっく大口適用させても利用してないことが多いです。

SBI証券GMOクリック証券は他社で取れない時のサブ戦力としてはかなり有用な状況でしょうか?マネックス証券はサービスあるの?レベルの無風です。

いずれにしても複数の証券口座をうまく活用して、あまりガツガツせずとも取れるところ、そしてしっかり消化できる優待だけ優しく頂くというレベルで続けていきたいところです。

株主優待タダ取り(クロス取引)を始めてみませんか?