一般信用売り建てが優待銘柄で争奪戦になっているauカブコム証券から新しい一般信用売り取引が始まるようです。

その名は「一般信用(売短)」。これによる約500銘柄が
信用売り建て銘柄として追加される模様で、売り立て可能な銘柄がかなり増えそうです。

かなり優待クロスを意識していますね!

業界初「一般信用(売短)」スタート。一般信用売建可能銘柄は約2,000銘柄に拡大
 ~ 返済期限最長13日間の売建専用一般信用。ミクシィ(2121)、エルピーダ(6665)等約500銘柄。 ~

カブドットコム証券株式会社は、2012年2月16日(木)(予定)から、一般信用取引に返済期限最長13日間で売建専用の「一般信用(売短)」サービスを追加します。この「一般信用(売短)」は、返済期限を限定することにより通常では株式を調達しにくい銘柄まで売建可能となり、「逆日歩の発生しない一般信用での売建をもっと幅広い銘柄で活用したい」というお客さまのご要望に応えます。
「一般信用(売短)」の取扱銘柄は約500銘柄を予定し、既存の「一般信用(長期)」の売建可能銘柄1,483銘柄(2012年1月24日時点)と合わせて、ネット証券他社の追随を許さない圧倒的な一般信用売建可能銘柄数を続伸させることとなります。なお、「一般信用(売短)」の手数料は通常の信用取引と同じで、貸株料は株式調達コストの増加があるものの5.4%に抑えたリーズナブルな設定となっております。

実際は始まってから出ないとどの程度使えるのか分かりませんが注目したいですね。

貸株料が5.4%といった設定です。
通常はカブコムの金利は1.5%ですので、3~4倍手数料が掛かることになります。
参考⇒一般信用売りができる証券会社4社の比較

ちなみに5%で計算すると100万円分で一日135円となります。
立派な株式手数料並みにかかりますので優待クロス取りの場合は少し意識したほうがいいです。

選択肢が増えることはいい事だと思います。
ただ優待欲しさになんでも飛びついてしまうと、手数料負けといったことにも
なりかねないので今まで以上に逆日歩+手数料で考えていく必要がありそうです。

売短が出たことで売り可能枚数は増える気がします。
ただ売短可能銘柄が増えてauカブコム証券がまたおいしい思いするんでしょうね・・・