コインチェックによる国内6例目のIEO「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」は5月27日の正午から申込受付開始でした。先日のbitFlyer(ビットフライヤー)によるゲームトークンであるエルフトークンが壮絶にコケたため、同じゲームトークンということで疑問的な見解で最初の記事を書きましたが、IEOの初値(初日の動き)に関しては結局どのくらい盛り上がるかですので、目標金額到達がどうリリースされるかは気になるとしていました。
結果、申込開始から13分で目標金額到達となったようです。これは猛烈な好材料ということで改めて報告します
国内IEO第6弾「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」、コインチェックで取り扱い!
さすが、これまでもIEO時には成功させているコインチェックです。上場のさせ方が上手ですね。
この状況なら参加姿勢に行っても良さそうなので、改めて過去のIEOと比較して詳細にレポートしたいと思います。なお、コインチェックの口座開設は最短5分レベルですので、この勢いに乗りたい人は急いでください。
過去2回のコインチェックIEOとの比較
コインチェックでは過去2回IEOを実施しています。今回のブリリアンクリプトトークンは過去最大の調達額でした。国内6例目ですが、その中でも最大です。
HashPalette(PLT) | FiNANCiE(FNCT) | ブリリアンクリプトトークン(BRIL) | |
調達額 | 9.3億 | 10.6億 | 15.3億 |
到達までの時間 | 6分 | 60分 | 13分 |
累計申込 | 224.6億円 | 200.3億円 | — |
倍率 | 24.1倍 | 18.8倍 | — |
販売価格 | 4.05円 | 0.41円 | 21.6円 |
初日の高値 | 46.129円 | 3.1円 | — |
第一弾のHashPalette(PLT)と第二弾のFiNANCiE(FNCT)ともに申込開始から1時間以内で募集額に到達していました。そして累計としては200億超えということで、この状況でゲームトークンに対する懐疑的な目もあった中、13分で到達という勢いですので、単純に考えて今回も200億以上の申込はありそうです。
仮に200億としたとして200億÷15.3億で約13倍の倍率になります。これだけ申込の需要が大きいとなれば、初値売りで儲けようという意図の申込が多いとしても上場初日の動きには期待できるという判断ができそうです。申し込んだ額の約5分の1程度が配分になりそうでしょうか?
また、今回は抽選スタイルが少し異なり、申し込めばとりあえず一口は全員に当たるという広く浅く配る方針となっています。大口の大きな売りが出にくく、今回IEOに初挑戦という方で少額投資ならとりあえず保有しておく人も多そうなので、上場時の売り圧低下の意味でも期待できます。
コインチェックはIEOも3回目で上場のさせ方が上手で初日勝負というのは分かっていたと思います。初日にしっかり需要があるというのを見せたかったのでキャンペーンもしていましたが、してやったりの13分での目標到達でしょう。なお、申込時のサーバが重くなっていたようですので、それがなければもっと早かったかも知れません。平日、月曜日の昼休みの時間でこれなのがすごいですね。
bitFlyer(ビットフライヤー)は最後までリリースも出せず、募集額をようやく超えた程度だったみたいですので、完全に取引所のレベルの差を見る結果になったと思います。
目標到達リリースを見てスタンスを変更
国内IEO第6弾「ブリリアンクリプトトークン(BRIL)」、コインチェックで取り扱い!
初回に出した記事では、IEO自体に新味性がなくなってきたこと、さらにゲームトークンは使い道という点で幅が狭く募集額が見合ってないのではないか?コロプラ子会社のIEOという触れ込みは釣に見えるなど、否定的な目線も書きましたが、13分で集まってしまっているという暗号通貨勢の出すときには一気に金出せる資金力、ビットコインも1000万超えですので、盛り上がりには乗りたいところです。
このあたりはIPOと同じでいわゆる地合いが良ければ、需給でなんでもいいみたいな感触と同じです。
もともととりあえずは参加程度には考えてはいましたが、雰囲気を見ると申込の5分の1程度しか配分が無いように思えますので、その程度の配分になると考えて申込金額を調整したいと思います。
申込上限の1080万申し込んでも、当選する額は200万程度になりそうですね。100万なら20万ぐらいになると考えておけばいいでしょう。IPO目線で見ると1銘柄に単価20万ぐらいで2.3倍行けばA急評価のラッキーですので、今までのコインチェックのIEOの結果を考えると期待値は高いなぁというのが、申込到達のリリースを見ての感想です。BBスタンスBからAぐらいになるやんと考え直しました・・・。
なお、ゲームのBrilliantcryptoはすごく地味な感じがして、どうなんだろうと思うのですが、私がやってもSANDBOXもマイクラも酔って仕方がなく出来ないので、子どもたちに触ってもらう程度はして感想は聞くかも知れません。子供ってマイクラとか本当にいつまでもやり続けているので、Brilliantcryptoもその要素があるのであれば飽きずにやるのかも知れませんね。なんか、児童労働みたいになりそうで嫌ではあるのですが・・・。
上場日は6月17日になります。またPCゲームリリースも6月17日となるようで、うまく盛り上がってほしいですね。
コロプラは2012年上場、IPOでも盛り上がって初値も良かったです。最近はゲーム系銘柄が株価が下がっているように見えていますが、現在値は分割後の価格ですので上場時よりも随分上がってはいるのですね。IPOファン的にはコロプラ子会社のIEOには乗っておきたいというはあるかもしれません。