今年8つ目のIPO案件はジャスダック上場のアゼアスです。

注目度の高い第一生命のあとでどうなるでしょうか?

公開日  4/16
BB期間    3/30-4/5
公募価格決定   4/6
申込期間   4/8~4/13

 幹事証券会社リスト  割当率   株数 
 野村證券  79.00  1,185,000
 日興コーディアル証券  8.00  120,000
 みずほインベスターズ証券  8.00  120,000
 ひろぎんウツミ屋  4.00  60,000
 マネックス証券  1.00  15,000
 (野村ジョイ証券)

仮条件は、想定価格490円に対し、
450-490円と想定価格を上限とした価格設定です。

今年よりBBスタンスを書くときにもっと見やすくしようと思います。
具体的に5つの項目で5段階評価で点数付けしてみます。

(あくまでも私の思い込みなので、参考程度に見てくださいね。)

1.注目度…全般的なIPOとしての注目
注目度としては第一生命の影に隠れる形となっています。
ただし第一生命が好発進をすれば、その後のIPOとして注目度が集まりそうな気がします。
悪くない時期の上場と考え少し好感触はあります。

銘柄としての注目度は昨年度の新型インフルエンザ関連で
防護服関連が注目されました、そこが上場時にどう評価されるのかも気になります。

評価としては3にします。

2.割安性…PER,PBRなど財務情報、価格設定から
2010年、4月期の連結予想EPSは64.36円で
想定価格ベースで計算すると7.6倍程度になります。
妥当なディスカウント価格となっています。

パッと見た感じではそれなりの評価出来ます。評価は4としています。

3.規模…吸収金額と市場、売り圧力関係
吸収金額は約8.5億(想定価格ベースOA分含む)、上場市場はジャスダックです。
1枚当たりの価格が小粒ですが、数は150万株ほどと結構あります。
少し前の大光と似たような感じがありイメージは悪いです。

主幹事は野村證券ですが、人気がなさそうなので

結構売り圧力のある個人などに回ってしまいそうな銘柄ですね…

評価は3としています。

4.業種…人気化しそうな業種か?魅力があるかなど
歴史も古く、卸売業といった業態も古いためIPOとしては魅力に欠ける銘柄です。
何か期待感があるものがあればいいですが、そこも微妙ですね。

この分野では、評価は1にしておきます。

5.評価…総合的評価や特記的事項を含める

各方面の情報を見ていると第一生命に押されて完全に無視されているような
感じがします。第一生命の良い面からIPO自体の注目度が高まり
波及すればとも思いますが、そこまで甘くはないでしょうか?

今年度のIPOで公募割れも出ていて、あまり注目度の高くないこの銘柄は

イメージが良くありません。

あまり魅力はない銘柄ですので評価は2としました。

全体考察
総合得点は13点で、私のBBスタンスはC評価です。

あまり魅力を感じないのでパスする人も多そうです。
その為、当選確率的にはあがりそうで、

小幅利益を求めをリスクを取れるかが焦点となりそうです。

主幹事野村では3枚セットの当選になるので注意しましょう。