東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)の公開価格が決定しました。
危険信号の下限決定です。
東京インフラ・エネルギー投資法人(9285)のIPO新規上場情報
仮条件(97,000~100,000円)の下限97,000円で決まりました。
リートIPOの下限決定は普通にありますが、下記ページからリートだけを抽出すると見やすいです。セクターREITか東Rあたりで絞ってみて下さい。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)
マイナスポイントがまた一つ増えましたね。なお、直近では今年上場のタカラレーベン不動産投資法人が下限決定96,000円→92,000円初値でした。現在は9万円を割って推移しています。
今回も仮条件の下限で決まったのはかなりの悪材料と言えるでしょう。
ちなみに主幹事が野村證券ですが、2016年に下限で決まったリートIPO「投資法人みらい」を扱っています。その時もしっかりと公募割れ(現在は公開価格よりは上)となっています。
もう公募割れ必至で、後はどこまで価格が下がるか見極めの状態になったかもしれませんね。それにしてもインフラファンド市場もパッとしないですね。だいたい、不動産リートは儲かる不動産系は市場に出さないで、微妙な部分がパッケージング化されて市場に流れているだけのイメージも最近強いです。
どうせならより新規性・特殊性の高いリートなりインフラファンドの登場が待たれます。
今回は私は申し込みしていないので当落報告はなしです。ネット上でもあまり報告例が見られないので、引き受けている人が見えないのがなんとも不気味な印象です。