3月28日上場予定の最後の会社の紹介です。もう一社のフレアスと似ているようですが異なるサービス業だと思っています。ホスピスは癌末期など終末患者を受け入れる施設ですね。
日本ホスピスホールディングス(7061)のIPO新規上場情報
もともとナースコール株式会社として運営していましたが、平成29年に日本ホスピスHDとしてホールディングス会社として運営となっています。メイン事業はホスピス事業ですね。
想定価格は780円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約17.4億円で、東証マザーズ上場予定の中型案件です。
ホスピスに関しては、私は結局お世話になりませんでしたが、親の終末ケアで真剣に悩んでいた時期があります。今後、高齢化社会の先の団塊の世代の終末時期に合わせて終末ケアの重要性は高まりそうです。ただ、ホスピスサービス高いんですよね・・・。満足にサービスを受けられる人がどれだけいるか・・・。
業績は売上は伸びていますが、利益に関しては思っている以上にコストが嵩んでいる事業に感じますね。だから利用料金も高いのでしょう。個人的には今後流行りそうだし、育って欲しい産業ですが、社会事情がどうなっているかが気になりますね。受けたくても受けられない人のほうが多い、嫌な世の中の展望もあります。それだと、お掃除屋さんの需要のほうが高いかもしれません。残念ですが・・・。
自分がホスピスを真剣に探した経験があるので暗い雰囲気の感想で書きましたが、間違いなく今後必要になる産業だと思います。こういった会社が上場して資金を集めるなら投資してみようという人は多そうです。
大株主が投資ファンドというところは換金化されている部分で引っかかりますが、それでもIPOまで来たわけですし、会社を評価しましょう。
IPO妙味的には、主幹事野村證券で個人投資家にはちょっと薄い部分がありますが、上場初値以降もちょっとウォッチしてみたい銘柄ですね。
幹事団に松井証券が入っていますね。最近、幹事証券に入ることが増えてきています。IPOに注力しだしているのに、まだそれほど浸透していない印象で、個人的にはIPO穴場口座としてオススメです。立会外分売もよく当たりますし、持っておけば活用の幅が広がるでしょう。
当方、25の証券会社を駆使してIPOの当選確率を上げる策を練っています。IPOはなかなか当たりませんが、少しでも当選確率を上げる努力をすることが大切です。
日本ホスピスホールディングス(7061)のIPO新規上場情報
初値予想もお願い致します。