カーブスホールディングス(7085)の初値結果は670円の公募割れとなりました。主幹事の引受価格が686円でしたので、下支えも効かない程度の下げということになります。今回ばかりは上場タイミングも悪くかわいそうとも感じますね。
初値売りで約8,000円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
【カーブスホールディングス(7085)】(公募価格750円)
初値:670円(公募比: -80円/-10.7%)
高値:744円
安値:650円
終値:680円
出来高:1,388,200株(公募売出総計:560,000株)
初値は670円でした。引受価格よりも下の値付けとなり、早く売りたいという状況で一気に650円まで下げています。その後は持ち直してきましたが高値で744円と結局公開価格を奪還するには至りませんでした。
初日の引けにはヤレヤレ売りも見られ、最終的には引けで680円と残念な結果になっています。カーブスの業態はジムですので、正に新型コロナウィルスの影響を受けることは必至ですので、この時期のIPOとしては敬遠されやすかったでしょう。
また、日本で税改正施行されて初めてのスピンオフIPOでしたが、スピンオフ元のコシダカも最近の地合いをもろに受けて下落しています。スピンオフしてから2銘柄ともに下げるという残念な結果となっています。初物はトライしてみようとスピンオフにも参加しましたが、手痛い打撃を受けてしまいました。
今後は新型コロナウィルスの影響が落ち着くにも時間がかかりそうですし、IPOも次々と上場しますのでしばらくは苦しい展開になりそうです。気を取り直して次に向かったほうが良さそうですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。
当方も直前まで公募より上の予想にしましたが、相場はそんなに甘くありませんでした。もともとスピンオフということで需給面では厳しい銘柄です。ただ、新規公開株の枚数の割には入手は難しそうに感じました。やはり最終的には地合いの影響を大きく受けた形になりましたね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。