松屋アールアンドディ(7317)の初値結果は838円と結局引受価格での決着ですね。837ではなく838円で値が付きました。それにしてもそれ以降の売買が少なすぎます。もう、多くの方がIPOに興味無しとなっていそうです。
初値売りで約7200円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
【松屋アールアンドディ(7317)】(公募価格910円)
初値:838円(公募比: -72円/-7.9%)
高値:842円
安値:807円
終値:811円
出来高:237,800株(公募売出総計:623,000株)
初値は引受価格837.2円に対して小数点は切り上げた838円でした。その後は810~830円の間で何とも寂しい動きとなっています。出来高は公募売出総計の3分の1強レベルでIPOへの資金が全く来ていないのがわかりますね。そのうち主幹事のOA分が10万弱とすると、本当に売買が少ないことが見て取れます。
ただ、ここ最近の引受価格も無視するような下落に比べれば初日は持ちこたえました。これで上場日のイメージが取れますので、明日以降の動きは怖いですね。緊急事態宣言が出るという不安定な情勢ですが、日経平均は株価を上げています。株価は先行するといいますが、世界経済がV字回復するように早くコロナの問題は収束して欲しいですね。
ウィルスによるパンデミックというのは人類が生きていく上で想定しておくべきことではあると思っています。今は世間が混乱するかも知れませんが、そんな時でも前向きに出来ることをやりながら生きていきたいですね。
投資に関しては、IPOはしばらくは地合い回復までは推奨しにくいですが、こういう時に色々と検証したり、他の投資方法を調べたりと新しいことのきっかけにできればと思います。
野村證券主幹事の銘柄でした。野村證券はIPOの扱い件数では強いですが、今の情勢ではアピールしづらい部分がありそうです。 IPOはもう少し先でまたお世話になるとして、実はダイレクト取引では買方金利の変更が大きなアピールポイントではないかと今は思っています。
取引手数料無料化の流れが来ると、恐らくこういった金利などのコストに目が向いてきそうです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はニアピン賞がでました。引受価格837円での予想がニアピンになりますね。
これで一先ず、4月末まではIPOはありません。この先の銘柄も上場中止になる不安を抱えていますが、IPOがある限りレポートは続ければと思っています。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。