同時3社上場は、それぞれ別の日に初値がつくこととなりました。結局は資金分散という状況ですね。それにしてもIPO枯渇感の強さといいますか、IPO絶好調です。
ある程度予測されたこととは言え、いつこの梯子を外されるのか不安になりながら進む感じですね。
初値売りで約25.3万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【コパ・コーポレーション(7689)】(公募価格2,000円)
初値:4,530円(公募比: +2,530円/+126.5%)
高値:5,230円
安値:4,300円
終値:5,230円
出来高:1,481,700株(公募売出総計:620,000株)
2日目値付けとなったコパ・コーポレーションはすぐに初値がついて4,530円でした。前日の気配からすれば5,000円よりも前についたので控えめの初値の印象です。そこから値崩れを起こしていますが、引けにかけて買われてストップ高で終えています。
明日は即金規制明けということになりますが、3日目持ち越し銘柄に、別のIPOも控えているということで3社同時上場と同じような分散になることは注意したいですね。前日、値がついたロコガイドも上値追いとなっていますが、金曜日の明日はちょっと怖いですね。
ただ、怖い怖いと言っているうちは流れに乗っておいてというぐらいのIPO相場ではあります。推奨はしませんが、少し踊らされるぐらいの感じで良いのかも知れません。はしごが外れてダメージを受けても、今まで儲かった分でなんとかなるぐらい乗っかりたいですね。
主幹事野村證券で私は補欠当選でした。繰り上がりなしでしたが、少なくともBB時は様子見の人も多かったはず。あまり細かく考えずにIPOは儲かりやすいで果敢に攻めるスタンスのほうが良いと思います。
今回はピタリ賞はでませんでした。
読者予想で4,500円程度は結構たくさんありました。IPOファンが多い読者さんもとりあえず波には乗っておけスタンスが多いかも知れません。ただ、予想というと難しくなりますね。
他の銘柄の最終気配も確認しておきましょう。
最終気配2,751円で約3.22倍買い越しです。
公開価格が520円ですので、すでに5倍超えとなっています。フル板の合致点では4,000円程度まで出ていました。極小IPOですので3500円ぐらいまでは行くかも知れません。
ただ、ちょっと行き過ぎの初値結果は後が怖いです。伝説のIPO「HEROZ」の後のIPO状況のことを考えると、あまり暴騰しすぎるのも後発のIPOにとっていいとは思えないので、そろそろ値がついてほしいです。
HEROZやリプロセルなどトンデモ級の暴騰結果を残すのはSMBC日興証券主幹事銘柄が多いです。それだけ攻めた企業の主幹事を務めることが多いですね。
溜まっていた鬱憤を吹き出すようなIPO相場になっています。予想通りと言えば予想通りです。出来れば激しくなりすぎずに7~8月にも低ランディングでもプラス上場の銘柄が増えて欲しですね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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