本日もIPOは前日の銘柄が初値がついて、上場予定だった銘柄は値付かずで好調な結果を残しています。
それにしても初値が本当に好調で公募組が羨ましいです。
初値売りで約53.78円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
⇒コマースＯｎｅホールディングス(4496)のIPO新規上場情報
【コマースＯｎｅホールディングス(4496)】（公募価格1,600円）
初値：6,970円（公募比: +5,370円/+335.6%）
高値：7,070円
安値：6,200円
終値：6,330円
出来高：778,000株（公募売出総計：534,000株）
初値は約3.4倍の6,970円でした。7,000円突破目前で値が付きましたね。7,000円は超えたもののその後に特売で一気に下げるという怖いIPOの急落も起きています。1dayチャートを振り返ると特徴的な崖が出来るのはIPOではよくあることです。
コマースOneホールディングスは確かに期待できる企業で初値高騰上等銘柄だと思いますが、それを見越しても初値オーバーシュート気味の結果が多いですね。直近のIPO銘柄はジリジリと下げてきており、セカンダリー状況が不安定なので、そろそろ初値も落ち着いてくるかも知れません。
ただ、今年は7月もIPOがそこそこ多いです。高騰しなくても初値はとりあえずプラスを継続して2020年IPO全体の勝率をしっかり上げて欲しいですね。
当方のサイトの左上に勝率を載せていますが、まだ3月の厳しい結果のせいで勝率5割達していないです。とりあえず5割復帰というか勝ち銘柄が増えて欲しいところです。
今回はピタリ賞はでませんでした。
読者予想の平均値の2倍近い初値がついています。調子がいいとは言えいくらなんでも高すぎという声が聞こえてきそうですが、それでも買いが入るんだから「株は需給」を象徴している気がします。
本日上場予定だったエブレン(6599)の最終気配も確認しておきましょう。
最終気配3,105円で約3.81倍買い越しです。
フル板の合致点は上限気配（5,400円）超え状態でした。絶対に値がつかないやんと初日はセカンダリー勢閉店状態です。エブレンは頑張って直前予想を大幅に引き上げたのですが、それ以上に高い初値になりそうです。
あまり売り手がいない銘柄ですのでチキンレースで初値が吊り上がりそうです。こういった銘柄も板が薄くなるので、初値後の動きには注意したいですね。
世界の株価情勢や、日経平均も少し落ち着き気味ですがIPOだけはまだまだ中止などの鬱憤を晴らすかのような状況になっていると感じます。早く、公募株を当ててこのビッグウェーブに乗りたいところです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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