新規承認の可能性が高い金曜日、8月IPO3件目の登場となりました。お盆明けの20日ですね。今年は8月にも分散してIPOがあるので夏休み感覚なく楽しめそうです。
AIエンジニアリング事業とAIど真ん中ですね。スマートシティやAI広告、トレンド解析など画像認識技術xAIが得意分野のようです。近未来感はあります。
想定価格は1,320円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約8.77億円で、東証マザーズ市場の小型IPOです。
設立は2018年となっています。3期目のスピード上場は過去2期の経営指標だけをみると本当に良いのか?となってしまいますがAI系のIPOとなれば人気になるのでしょう。
特徴としてはAIの肝となる深層学習モデル(ライブラリ)を非常にたくさん持っていて、様々な分野で活かせる可能性を秘めているというところでしょうか?なお主要取引先はソフトバンクで約6割の売上依存度です。攻めの姿勢は評価できそうです。
AIの解析は非常に高いコンピューティング能力が必要となりますが、クラウドAI→エッジAIとすることで低コスト化を図っています。敢えて分散化して進めるという手法ですね。
ホームページを見ても「スマートシティ」という近未来での成長が期待できる分野ですので、この時点で上場で投資したいという人は多そうでしょう。8月のお盆明けの時期に上場というのは他のIPOもなさそうですし、話題を呼んで好結果になりそうですね。
主幹事みずほ証券の他、ネット証券系も幹事証券に並びますが、またまた楽天証券の名があります。
本気でIPO注力している結果が表に現れていると感じる2020年の楽天証券です。口座数が伸びているだけあって勢いを感じますね。
それにしても小型で評価が高くなりそうなIPOが続きますね。再上場案件、資金集め案件は上場断念が多いですので、残ったIPOは投資しやすいものばかりになりそうです。9月以降は分かりませんが・・・。
初値予想もお願い致します。