9月30日上場予定の新規承認が出ました。これで9月24日の3社同時上場から30日まで営業日は全てIPOがあるということになります。9月末は全部で8社になりました。
数的にもIPOは完全にリズムを取り戻しましたね。
クラウド型の業務アプリケーションということでやはりIPOの花形系です。特に金融機関をエンドユーザーとしているということで評価の高いIPOになりそうな予感です。
想定価格は1,020円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約6.76億円で、東証マザーズ市場の小型IPOです。
エンドユーザーが金融機関ということなのですが、販売実績の項目を見てみると「富士通」「JSOL」「日本ユニシス」といった大手システム会社が名を連ねます。
直接取引もあるようですが、大手SI(システムインテグレーター)を通してサービス提供していることが多そうです。ホームページのサービスをみてもそういった面が見えてきませんね。
逆に今後は自社の蓄積した技術力を多方面に広げていこうという雰囲気で、そこに来て上場ですので成長性にも期待されそうです。
サービス一覧にのっている事業全てが期待度の高い分野となっています。
業績に関しては売上は緩やかな成長で、利益に関しては伸び悩み状態です。ただ、マザーズ小型のIPOでこの事業領域ですから人気しそうですね。9月の最終IPOが小型案件になったことで十分な買い意欲となり初値は期待できそうです。
SMBC日興証券主幹事のIPOですので、新規口座開設でステージ制にのって当選確率が上げられます。また幹事団には楽天証券の名が再びあります。もはや口座数も多く穴場口座とは呼びづらくなっていますが、完全平等抽選は魅力ですので忘れずに申込みましょう。
9月IPOもこれだけ数が出てくれたので、なんとか公募株をゲットして利益を出したいところです!
初値予想もお願い致します。