10月IPOも順調に出てきますね。まずは大型IPOの結果がどうなるか？が気になりますが、小型案件が次々に登場してくれるのはIPOファンとしては楽しいです。新規上場会社の事業の中身を見るのも楽しいものがあります。
新電力関連ですね。電子ブレーカーの製造をしていたことを活かして電力の安定供給技術を持っていて参入しやすいのかもしれません。政策後押し系ですね。
想定価格は1,970円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約6.93億円で、ジャスダックスタンダード市場の小型IPOです。
ホームページをみるとなんとなく大阪の企業っぽい雰囲気を感じます。TVCM？の動画もありますが、いかにも関西ですね。2016年の電力自由化によって、一気に需要が高まっている企業と言えるでしょう。脚元の業績はかなりの急成長です。
もともと電子ブレーカーによって電力削減に寄与して、電気料金を下げる事業をしていました。その中でも中規模事業者に特化することで、一番コスト削減効果、費用対効果が高そうなところを攻めているというのはビジネス判断として優れていますね。
IPO視点ではセクターは小売業、ジャスダックスタンダード上場らしく、株主構成など固いものとなっています。ストック・オプションの未行使残もないですね。業績の伸びだけはマザーズらしい雰囲気があるので、かなりオススメ案件になるかもしれません。
上場日も一大イベントのキオクシアが終わって、10月末に向けてIPOが増えるかもしれない前というのはタイミングは良いでしょう。第一印象では参加姿勢で行きたいIPOです。
幹事団にあるマネックス証券は100％完全平等抽選ですので、これから参加でも十分公募株当選は狙えます。初心者が始めるには使いやすい証券会社でしょう。
9月のIPOが迫ってきていますが、10月IPOも順調な数が期待できそうです。株式市場全体の地合い急変は起きてほしくないですね。せっかくいい流れを今年中は持ちこたえて欲しいです。
初値予想もお願い致します。