2020年10月1日にSBI証券のアクティブプラン手数料無料枠拡大を受けて、よりSBI証券が取引手数料でも強みを持つ証券会社になりました。
これを受けて、要望のあった「クロスコスト計算」へのSBI証券のアクティブプランパターンを追加しましたので報告します。
1例として10月末の優待銘柄正栄食品工業を紹介します。
SBI証券のアクティブプランの方がスタンダードプランよりも手数料で大幅に得になっていますね。コストサマリーパターンが18パターンになってしまいましたが、ざっくりと各証券会社の状況を見れるので重宝すると思います。
なお、ページ下部に行くと計算詳細があります。SBI証券のプランでの差が大きく出ているのが分かると思います。約定代金100万まではほぼ売りの金利(貸株料)がかかるコストになりますね。
注意点としてはSBI証券のアクティブプランは1日の約定代金合算ですので、他の取引をした場合は計算が狂うので注意してください。各証券会社を比較して選んでいる方なら、こういった部分は大丈夫かと思っています。
SBI証券の手数料体系は、いずれアクティブプランに集約されるかもしれませんね。
なお、ついでになってしまいましたが楽天証券の一般信用長期売建の場合も追加しました。条件は「大口優遇(VIP)」「買い一日信用引きor現物」「売建長期」になります。最近は楽天証券でも売建長期で早めにクロスを完成する人も増えていると思いますので、その場合のコスト概算の目安に利用してください。
SMBC日興証券に並んで短期売りが出てくる前にクロスを完成させる場合のコスト状況を知っておくのは良いかと思います。
それにしても優待クロスにコストに関して、人気が高まり、クロス早期化による金利コストまで細かくチェックする状況になるとは思いませんでした。私は昔のようにゆったりと逆日歩マックスでもお得になればいいぐらいの軽い気持ちで、株主優待のつなぎ売り手法が続く限りはお世話になろうと思っています。
最近はSNSの発達でエッジや歪みを突いた手法というのが、大げさにアピールされてしまうことが多いですが、場を荒さぬよう粛々と参加させていただきます。
↑上の紹介記事はもう10年以上も前になるのですね。そろそろ書き換えたいと思っています。