2019年の12月に上場予定も延期となったファンペップが再び12月に登場です。主幹事が変わって「みずほ証券→SBI証券」となりました。出直しですので、今回は意地でも上場へ突き進みそうな気がします。

ファンペップ(4881)のIPO新規上場情報

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機能性ペプチド医薬品開発です。皮膚疾患治療。花粉症治療などに役立てようとしています。IPOとしては赤字バイオ関連と見て差し支えないです。

想定価格は820円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約25.8億円で、東証マザーズ上場の中型IPOです。

2019年に上場予定でしたので、まずはその時との比較からしてみましょう。

ファンペップ(4881)のIPO新規上場情報(2019年12月予定時)

主幹事:みずほ証券→SBI証券
公募株数(公募含発行済):4,505,000株(16,119,300)→2,739,700株(16,746,700)
想定価格:315円→820円
オファリングレシオ:32.1%→18.8%

主幹事が変わったことも含めてなんとなく駆け込み上場感は拭えないと思います。1年前はなかったベンチャーキャピタルがあり、前回上場しなかった分をVCからの投資で補充しています。売出しはないですが、そのVCにはロックアップがかかっておらず、短期間で売り抜けられる態勢です。

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なお、2020年8月14日に払込完了。発行価格630円ですね。

たった4ヶ月で1.3倍ぐらいの価格にして公募する株を果たしてこの上場ラッシュの時期に欲しがる人がいるのか?となりますね。

主幹事のSBI証券は12月は多くのIPO主幹事を抱えて、話題性の高いウェルスナビなどもあります。その勢いにこっそりドボンIPOを混ぜておいても分からないだろうみたいな雰囲気で怖いです。

SBIネオモバイル証券 口座開設

SBIネオモバイル証券も12月は委託幹事で大活躍しそうですね。

一応、世間的には大阪のアンジェス関連は日本初コロナワクチン期待なんかされているのでしょうか?バイオベンチャーを多く見てきた投資家たちの目からみると、とにかく阿呆になって参加するかどうかぐらいでしか考えられません。

個人的には1枚の価格がみずほの時は315円だったので、上手にやるなぁと思ってましたが、SBI証券は820円とバカ正直に高く見せて売る雰囲気が好みではないです。

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再び上場延期なんて憂き目にならなければいいですが、ファンペップに限らず12月はあまりにもIPOが多いので、一つや二つ上場中止を発表する会社が出てきてもおかしくはないですね。

ファンペップ(4881)のIPO新規上場情報

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