ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)のＢＢスタンスと初値予想

ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)のブックビル期間が3/01 (月) から始まります。早いものでもう3月IPOのブックビルディング申込みラッシュが始まりますね。

仮条件は2,020～2,120円 (変動率：0.0% ～+5.0% やや強気 )です。
主幹事はＳＭＢＣ日興証券。仮条件は想定価格を下限とするやや強気設定です。

スケジュールです。

ＢＢ期間開始： 2021/03/01 (月) ～終了： 2021/03/05 (金)
公募価格決定 2021/03/08 (月)
購入申込期間開始： 2021/03/09 (火) ～終了： 2021/03/12 (金)
上場予定日 2021/03/16 (火)

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒ヒューマンクリエイションホールディングス(7361)のIPO新規上場情報

地合いの変化については注意しないといけませんが、やはりIPO空白期間が2週間空いた後の3月スタートIPOというのは否が応でも注目度は高まりそうです。こちらはファンドのイグジットIPO（現金化イベント）ではありますが、出口後の売り圧力が乏しい点などを含めると需給面は悪くないでしょう。売出には親引けもあるぐらい、案外供給も絞っていそうです。

業種に目新しさは感じませんが、技術者不足からSE派遣業は引き続き業績は良いので、事業環境もまだまだ良い会社かと思います。しばらくは好業績期待で評価されそうです。

私の一発目の初値予想3,400円（想定価格比: +1,380円/+68.3%）としました。

ロックアップの価格解除などありませんが、1.5倍を少し越えたところを目安に予想しました。イグジットIPOで中規模のものが初値売りで1枚あたり10万円以上利益の結果を残せばかなりの好発進と言えるでしょう。同時上場にウイングアークがありますが、向こうは東証1部上場でこちらはマザーズ上場ということですし、資金分散の影響は軽微にとどまりそうです。

それよりも初値が付いた後の売り圧力は少ない銘柄なのですが、3月後半に続々とIPOが続くことでセカンダリー勢の資金の引き上げが早くなりそうな雰囲気で見ています。地合いの変化にも注意しながら進みたいですね。

ＳＭＢＣ日興証券主幹事案件です。この規模なら結構当たりやすいかもしれません。