ゴールデンウィーク前の最後のIPOテスホールディングス(5074)は無事に初値プラスでスタートしました。目安になりやすい2,000円のラインを超えて初値が付いたことで、後に残る結果の見栄えがよくなりましたね。
これで2021年はゴールデンウィーク前まで全勝です。
初値売りで約3.1万円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
【テスホールディングス(5074)】(公募価格1,700円)
初値:2,010円(公募比: +310円/+18.2%)
高値:2,147円
安値:1,891円
終値:2,062円
出来高:25,489,400株(公募売出総計:9,800,000株)
初値は2,010円でほぼ予想通りでした。上場前やブックビル時は微妙銘柄として回避する人もいたかも知れませんが、私はフルブックみたいな形で一枚ぐらい手に入ると思っていても、結果的に手に入らなかったIPOです。スケジュール面も加味して結局プラスになる期待度のほうが高かったと思います。
大和証券は4月からIPOの抽選ルールを変更(チャンス当選がなくなるなど)していますので、ネット勢にはやや厳しい状況になっているかも知れません。もう少し、後のIPOの当選状況をみてみて変化を感じ取ってみたいと思います。
これで続くIPOの予定も出ていませんし一旦小休止の状況が続きます。GW明けには6月IPOの新規承認がたくさん出てきそうなので、それまでは他の取引をいろいろと準備したり考えたり試して見る期間が良さそうですね。もちろん、直近IPOの見直し買い狙いも例年のイベントです。
テスホールディングス(5074)は東証1部上場ですし、事業もEGS、SDGs関連ということで指数買いやファンド組み込みなど翌月に向けたイベントにも期待できるかも知れません。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。
2,000円予想ならたくさんあったのですが、端数が出たことでピタリ賞もニアピン賞も見当たりませんでした。結果的には多くの方がありそうな展開という結果だったと思います。少しIPOの地合いが回復したことで無事に上場通過した気もしますね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。