9月末に大型マザーズ上場銘柄の登場です。想定価格で吸収金額200億以上、時価総額で1000億超えと久しぶりに見るマザーズ大型ですね。
クラウド型映像プラットフォームです。映像をとにかく集めることでいろいろな活用を目論んでいます。事業的には面白い内容です。
想定価格は2,280円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約236億円で、東証マザーズ上場の大型IPOです。
第一印象で目につくはやはり久々のマザーズ大型案件ということでしょうか?公募売出枚数ともに数が多いので、主幹事SMBC日興証券など当選期待は高いです。その分、初値期待を的確に当てるほうが重要ですね。
新規口座開設で当選確率UPならかなり当選しやすそうです。事業に対する期待度と現状のIPO条件での需給が判断の分かれ目となりますが、個人的にはひと目では良い方向で考えています。
現在の成長状態はグラフを見れば明らかで、定点の映像カメラ需要はますます高まっています。最近では災害現場の映像の必要性も高く感じましたので、さらに活かされる可能性はありそうですね。
現在の活用事例では「小売業の接客管理」「建設業の現場管理」などが動いているところです。ただ、まだまだ活用可能性の高い事業だと思います。Googleがマップや映像配信サービスを制覇して、その後のサービスで伸びているように、定点の映像クラウドデータを集積すればものすごい活用できるデータが見えてくるのではないかと想像できます。その期待度の高さからの上場規模感と言えるでしょう。
業績推移です。売上高は急成長。利益に関しては赤字拡大から反転して黒字予測になっているところでの上場ですので、タイミングとしては早すぎでもなく遅すぎでもない、ちゃんとしたタイミングだと思います。
企業の上場タイミングよりも、現在のIPO地合いの状況のほうが気になりますね。9月末の上場ラッシュの地合いが読めないところがあり、そこに入る大型マザーズ上場がしっかり資金が入るか?の予測が初値への焦点です。ただ、未来の成長可能性は信じてみたい企業だとは思います。
いずれにしてもIPOファンとしては、IPO時には是非参加しておきたいなぁと思わせる銘柄ではあります。幸いSMBC日興証券からの参加で当選期待も高く楽しみなIPOですね。
BB人気を確認できる楽天証券も幹事団に入っています。SMBC日興証券も申し込み番号からBB時の注目雰囲気ぐらいは掴めますので、ブックビル時にはその当たりの気運も抑えながら行動したいところです。
やはり大型注目銘柄がマザーズで出てくると、IPOも注目度が高まって目が冷めますね。当たらない小型IPOより当たる可能性のある大型IPOの判断が重要ですので、頑張ってBBスタンス考えたいと思います。
初値予想もお願い致します。