のむら産業(7131)の初値結果です。これは非常に残念な結果となってしまいましたね。人気のなさそうなIPOだったとは言え、ここまで酷い結果だと12月のIPOラッシュに響きそうで怖いところです。
初値売りで約9,700円のマイナスです。公募当選者の方、残念でした。
【のむら産業(7131)】（公募価格1,210円）
初値：1,113円（公募比: -97円/-8.0%）
高値：1,114円
安値：975円
終値：975円
出来高：662,500株（公募売出総計：661,900株）
初値は引受価格の1,113円でした。やはり寄り前から買いが全然入らない展開で誠意の買いでようやく値が付きました。その後も動きは芳しく無く1,000円の壁で支えられていましたが、引けで1,000円割れ、安値引けの975円で終えています。引けのスケベ買いもいまいちだった感触ですね。
一応、当方の直前予想でも公募割れを示唆、BB申込時にもパス案件として取り扱ったので、良くサイトを見ている方やIPO歴が長い方は、この程度の結果は仕方ないと思っていそうです。しかしながらIPOの何でも儲かりそうな魅力を感じている方にとってはこのところの厳しい結果の連続ではIPO離れも進んでいきそうです。
そこに来て12月上場ラッシュのブックビルディング時期が来ます。少し人気は落ちるところで当選確率は上がりそうですが、うまく初値プラスになるもの引いていきたいところですね。全部弱気なBBスタンスにはしたくないので、週末にかけてじっくりとBBスタンスを考えて更新したいと思います（実際に判断が微妙になる銘柄が今年の12月上場ラッシュは多いです。中途半端な中規模案件が多い）。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。バナくん様、伝丸様が的中です。
素直に引き受け価格が正解でしたね。それにしても初日で1,000円割れまで下げるとはIPOの公開価格が安いどうたらのニュースが流れていましたが、こういう結果も参考にして検討してほしいですね。セカンダリーの買いが付かなくなるとIPO市場も萎れていきそうです。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。