マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)の初値結果です。昨日のBeeXとは打って変わって、なんとか初値プラスになったという結果でした。IPO市場は全部良しではなくて強弱の見極めが大事になっています。
初値売りで約8,500円のプラスです。公募当選者の方、おめでとうございます。
⇒マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)のIPO新規上場情報
【マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)】（公募価格1,270円）
初値：1,355円（公募比: +85円/+6.7%）
高値：1,367円
安値：1,151円
終値：1,177円
出来高：3,317,300株（公募売出総計：535,000株）
初値はとりあえずプラスの1,335円で良かったですが、予想よりも弱いと弱気の風が吹くのが今のIPOですね。初値が付いてからすぐに公開価格割れとなってしまいました。その後盛り返す場面もありましたが、やはり弱いものは弱くという流れで終値でも公開価格割れの価格となっています。
初値売りで1枚あたり8,500円の利益ですので、IPOチャレンジポイントを使って例えば100P使ったとしたら1枚ゲットで1P85円。1Pが100円以下の価値になりますが、それでも現金化したいという思惑の人にとっては利用しても良い程度になりますね。何よりも公募割れ銘柄も複数出ているIPO地合いですので初値プラスを継続することが大事です。
これで2月IPOが終了となりました。次の銘柄からは3月IPO戦線です。C級レベルの微妙な内容が多いですし、仮条件弱気で人気の無さが露呈してきています。弱気でもなんとか初値はプラスで維持し続けるような結果を求めたいですが、そうは甘くないという現実を突きつけられる気がしています。
BeeXのように初値高騰後、ストップ高と上値追いになっているIPOもありますので、しっかり銘柄選別して強弱を切り分けて対応したいところです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞はでませんでした。
ニアピン賞も1,356～1,360円の間ですので該当者なしです。SBI証券主幹事の案件にしては読者予想も冷静な数字で予想となっているので、あまり公募株で持っていた人も少なかったのかもしれません。とりあえず3月末までは様子見という方も多そうです。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。