当方、最近のおすすめの投資方法としてクレジットカード決済により積立投信を推奨していますが、買いの時はクレジットカード還元がありますので、それぞれの証券会社で積立投信がオススメです。
【投資でポイント還元】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ
しかし、保有のポイントでは松井証券の投資信託の独自のサービスがお得になる場合がありますので紹介したいと思います。注目は松井証券独自の2つのサービスです。
- 投資信託の出庫にかかった移管手数料を全額負担
- 信託報酬を毎月還元(条件なし!)
なお、還元に使われる「松井証券ポイント」はAmazonギフト券などに交換が可能ですので使い勝手は悪くないです。マネックスポイントと似たようなレベルですね。
松井証券からもクレジットカードを用いた投信積立で還元サービスが出てくるかも知れませんが、現時点では他社で購入した投資信託の移管先として、よりお得に運用するにはオススメです。正直、あまり知られてしまうと証券業者業界にとって競争原理で苦しいところ付いていますので、知っている人だけ手間かかりますが得して欲しいですね。
少し詳しく紹介したいと思います。
投資信託の出庫にかかった移管手数料を全額負担
残念ながら多くの証券会社で投資信託を移管する場合は、出庫時に手数料がかかります。入庫手続きは無料のところが多いです。この出庫手数料を移管完了後に松井証券は全額負担してくれるサービスがあります。
書類を集めて送付する手間が掛かるのが難点ですが、そこはお得になるのならクリアしたいところですね。他社の投資信託を置いていても還元サービスが松井証券より悪い場合は検討の余地があります。
原則松井証券で取扱がある投資信託に限ります。さらに後述する松井証券独自のポイント還元サービス対象銘柄で、他者に放置しておくぐらいなら移管してポイント還元を受けたいですね。
信託報酬を毎月還元
投資信託の手数料にかかるポイント還元プログラムなどは各社から行われていますが、松井証券の毎月還元プログラムが販売会社への手数料をポイントで還元しており、実はかなりお得です。
このサービスは「預かり資産残高の条件があるサービスやキャンペーンを除いて日本初」となっています。松井証券は「日本初」というサービスを銘打つのが大好きですね。
松井証券が受け取る信託報酬が0.3%(税抜)を超える投資信託が対象。つまりちょっと、信託報酬が高い投資信託なら松井証券に預けている方がポイント還元率が高いことになります。
松井証券が2021年11月末現在で調べたデータでは上記のように差がありますね。
松井証券は保有中の投資信託に対する手数料をより還元するという姿勢があるというのを知っておくと良いでしょう。ここで、出てくるのが楽天証券のクレジットカード積立投信決済サービスの改変(改悪)です。2023年以降は手数料の高いものでないと1%の還元が受けられなくなります。
楽天証券のクレジットカード積立投信決済サービスポイント還元変更!対策を考える
無理に保有コストの高い投資信託を選んで買ってまで、クレジットカード投信積立をするか?また、買うならどの投資信託にするかなど検討している人もいるかも知れませんが、一つの視点として松井証券に保有投信を出庫して運用すると考えて決めても良いかも知れません。
それなら、手数料高いけど買ってみたかった投資信託が
と何もなかった頃よりは随分とお得に運用できることになります。投資信託で運用コストが高いということはそれだけ、普通の人なら買いにくい商品という見方ができ、高いものには理由がありますので、「高いものを上手に買う」という選択肢の方法になります。
松井証券自身のクレジットカード利用の積立投信購入サービスの開始にも期待が高まりますが、現状でも信託報酬が高い投資信託を保有する場合に、オススメの保有証券会社として利用できますので検討したいですね。
なお、投資信託系のキャンペーンも同時にエントリーできますので、この手法を使う人はキャンペーンエントリーも忘れずに行いましょう。