流行りの人流ビックデータ解析系の企業のIPOが登場です「unerry→うねり」で日本語をうまく今風の社名にしています。面白そうなIPOの登場はさすが、主幹事SMBC日興証券ですね。
事業内容は「人流データによるビッグデータプラットフォームの運営」。小売業などにデータ分析して、最適な運営のアドバイスが出来ます。
想定価格は1,170円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで6.29億円で、東証グロース上場の小型IPOです。
注目度の高い企業のIPO登場と言っていいでしょう。「ビッグデータ」「AI」とテーマ性の高い事業内容です。
目論見書の1ページ目に概念図がありますが、新規技術を使って新しい価値を生み出そうとしている感があります。
具体的なサービスとしては小売事業者に対しての、来店・競合状況などの分析ツールの提供。(これはスーパーやドラッグストアなど競合店調査を人手でやっているのは今でも見られますので、重要なデータになってそうです)。顧客属性に関する情報。などいろいろ提供することが出来、小売店の運営をサポートします。
顧客数は現在で約100社ほどまで伸びている模様です。
売上の相手先を見ると「ジョイフル」が出てきますね。ホームページの事例紹介でも載っています。業績を見ると急成長しているのですが、現時点の提携状況でこれなら、人流データを制してもっと顧客対応ができるなら伸びそうな産業と言うのは分かります。
私も人流データ系のベンチャー企業に株式投資型クラウドファンディングを通して出資しているので、こういった企業が実際にIPOとなると期待度が高まります。一方で競合の技術競争、顧客の奪い合い競争も今後激しくなりそうです。
いずれにしても人流データは、宝の山として扱われるかも知れませんね。
SMBC日興証券さんは面白いIPOが本当に多いですね。こちらは普通に欲しいので当選期待したいところです。
初値予想もお願い致します。