ポイ活勢にかなり大きな動きとなっているので紹介します。
（読売新聞より）
カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）と三井住友フィナンシャルグループ（FG）が、共通ポイントの「Tポイント」と三井住友カードなどの「Vポイント」を統合する方向で協議に入った。実現すれば、会員数は単純合算で延べ約1億2000万人と最大規模になる。Tポイントはポイント経済圏で楽天グループなどに後れを取ってきた。決済に強い三井住友と組んで巻き返しを図る。
「Tポイント」と「Vポイント」が統合して新しいポイントサービスを2024年春頃を目処にスタートしそうです。合わせるとまさかの「TVポイント」になりますね（笑）
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ポイント合戦もかなり戦国時代に入っていて、もともと共通ポイント分野では先行していたと思える「Tポイント」は、最近苦境でしたのでクレジットカード会社のVポイントと統合するというのは、サービス提供者にも利用者にもメリットが高いと思います。経済圏（エコシステム）の側面で見ると
- 楽天経済圏
- dポイント経済圏（ドコモ）
- ポンタ経済圏（au）
- PayPay経済圏（ソフトバンク）
と通信キャリアを持つ4大経済圏が伸びてきていますが、Tポイントはその点が弱いのでカード会社の大手と組むことで一気に経済圏を増やすことができます。
業務提携の要点は
- Ｔポイントの運営会社の株式をＣＣＣが６０％、三井住友グループが４０％保有
- ２０２４年春をめどにＴポイントとＶポイントを統合し、新たなブランドに
- Ｔポイント提携店やビザ加盟店の利用でポイントがたまる
- ポイントがたまりやすいスマートフォン決済サービスを検討
となっていてTポイント側が出資多め、新しいPay（スマホ決済）サービスが出来そうな予感です。T払いとかになるかもしれません。まだ先ですが、新サービスが始まる時は「大還元祭」的なものもありそうですので注目です。
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なお、クレカで投信つみたてをするとSBI証券でVポイントが、マネックス証券でマネックスポイントを経由してTポイントが現在貯まります。現時点でもうまくやれば年間でかなりポイントを貯めることができますが、統合してさらに貯めやすく使いやすくなりそうです。
貯まったポイントの利用方法は今は「ウエル活の1.5倍が最大出力」かと思われます。ポイントが貯めやすく、さらに利用もしやすくなると思いますが、うまく1.5倍利用して活用できればかなりお得な経済圏として利用できそうです。
新サービス登場に期待ですね。