金曜日は2社の12月IPO新規承認の2つ目です。レンタルスペースの予約プラットフォームサービスで、最近流行りのサービスの一つですね。ECFの案件でも似たようなの見た気がしますが、上場会社が出てきました。
目論見書やホームページをみてもデザインが凝っていますね。この手のサービスを進めるには感性も重要かもしれません。レンタル業って使いたくなるイメージって大切です。
想定価格は880円。主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで8.7億円で、東証グロース上場の小型IPOです。
レンタルスペース業は日増しに増えている気がしていて、こういった予約プラットフォームサービスも複数被っていたりと複雑になってきているかもしれません。個人的によく分からないのが、市の公民館の会議室とかスポーツセンターとか頑張れば借りれそうなところ一杯ありそうで、何かやりたい(地元民でパロウィンパーティとか)ならそういうの思いつくのですが、都心部ですとこういうサービスのほうがメリット高いのでしょうか?
この手のサービスが増えている理由の一つに「空き家増加、遊休施設増加」があるようですね。後は働き手もフリーランス人口が増えているようです。つまり需要と供給自体は増加傾向なんですね。
業績のグラフが丸みを帯びていて、伸びているのに伸びが足りなく見える気がしまうが増収増益でかなり好調です。やはり時流に乗ったサービスなんですね。予約プラットフォームの提供サービスなのでコストもそれ程かかっておらず、売上高が上がるほど利益も付いてきているグラフなのは見所ありです。後は競合との競争が激しくなってきたりパイの奪い合いの時期になった時の高止まりがどこかが気になるところぐらいです。
SBI証券で初値も大丈夫そうなIPOの登場という感触で期待したいですね。単価が安いのでIPOチャレンジポイントを使って取った場合のポイント単価は低く出やすいかも知れませんが、そうは言ってられないインフレ事情ですので、早くIPO当選させて換金したいという人も多いでしょう。
12月のIPOは上場ラッシュによって資金分散により初値が抑えられる傾向があります。すでに上場予定数が増えており、その傾向が見えてきていますので初値予想は少し下げて考えたいところです。
初値予想もお願い致します。