VTuber関連銘柄の登場です。昨年、にじさんじのANYCOLORが上場の時に盛り上がると共にVTuber事務所といえばホロライブのカバーが対抗馬として取り上げられましたが、1年も空けず上場ということで、今後上場会社として激しい競争になりそうですね。
VTuberプロダクションとして「ホロライブ」という名前で活用しています。多数の著名VTuberを抱えています。今現在盛り上がりを見せている分野で、今後の活躍も期待されることから気になる人は多いでしょう。
想定価格は710円。主幹事はみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事です。吸収金額が想定価格ベースで101億円で、東証グロース上場の大型IPOです。
VTuber事業はなんぞやという方は目論見書を見ると結構分かりやすく紹介しているので、カバーの目論見書の最初の方を読んでおくのをオススメします。
私はどうもこういうキャラクターに抵抗感があるというか、家族の方が抵抗感があるのであまり興味が無いというのが正直なところです。競馬は好きだけど「ウマ娘」は全然興味ないみたいな感じですね。
VTuberの世界チャンネル登録数ランキングのページが圧巻ですね。ホロライブ所属のVTuberがランキング10位以内を独占とのことです。昨年、上場したANYCOLORと業績見ればどっこいどっこいなのですが、チャンネル登録数が大きいコンテンツが複数ということでポテンシャルの大きさはこちらに見えます。
急成長の様子です。ここ3~4年の伸び率は驚異的です。日本の得意分野はゲーム・アニメがありますので、恐らくVtuberの分野も同じ形で世界を牽引して進むのではないかと思っています。こう考えると非常に魅力的な事業と言えるでしょう。
業績をみても急成長ぶりが伺えます。売上も倍々ゲーム。利益に関しては販管費など不透明な部分もあるでしょうが、結構伸びやすい分野だと思いますので利益の倍々ゲームの可能性も捨てきれません。成長性からは超期待のIPOとして取り扱われるでしょう。
今後の成長に期待する分野が目論見書の1ページにまとまっていました。スクショ全部は大きいですが、1ページ全部が気になる内容だったので紹介します。
1.グッズ販売、ライブ、ライセンスアウト
従来のIPOの強みを活かした成長手法でゲームやアニメキャラクターもこの分野で結構儲かっているところ多いですね。
2.海外展開の加速
日本のVTuberが世界を席巻するのは容易に想像できます。他の分野では日本は10年遅れているとか言われることが多いですが、この分野では日本は10年進んでどんどんと海外へ進出して欲しいです。グローバル展開しやすい事業だと思います。
3.メタバース
VTuberはメタバースとかなり親和性が高いと思うので、こちらも期待できそうです。
まだまだこれから伸びそうな魅力がたくさんありますね。これはかなり盛り上がりそうなIPOになりそうで3月IPOの目玉として期待したくなります。
なお、IPOスペック的にはVCジャブジャブの中、売出し多く、現金化案件です。吸収金額も100億を超えています。この現金化イベントを熟して、まだまだ伸びると資金が集まるかが焦点でしょう。個人的にはこの程度なら全然吸収する需要があるポテンシャルがあると思っていますので楽しみですね。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事ですのでauカブコム証券での公募株ゲットにも期待がかかります。
株価が想定価格で710円というのも良いですね。公開価格でも1,000円以下でしょうから多くの方が参加しやすいです。幅広くカバー株が行き渡って全員お小遣い案件になるような構図を期待します。第一印象では初値で2倍以上は行けそうな気がします!
初値予想もお願い致します。