「ひふみ投信」のレオス・キャピタルワークスの上場承認が出ました。2018年のクリスマス上場がなくなってもう5年近く月日が経過しましたね。あの時上場していたらどうなっていただろうと思うと、今回の上場は少しテンション落ちるかもしれません。

レオス・キャピタルワークス(7330)のIPO新規上場情報

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「ひふみ投信」がメインの投資信託を売っています。アクティブファンドですね。代表の藤野 英人さんが有名です。発信力も重視しているということで、上場も話題に上がるでしょう。

想定価格は1,400円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで51.8億円で、東証グロース上場の中型IPOです。

5年近く経過していることで当時とは随分と状況が変わっているとは思いますが、前回予定時の情報を載せておきます。

レオス・キャピタルワークス(7330)のIPO新規上場情報

あまりにも仮条件設定が想定価格より低かったので、代表のポエムがツイッターに流れていたのを覚えています。その後、みずほ証券とは決別、SBIフィナンシャルサービスが過半数の株式を取得して再構築を目指しました。上場せずとも商品のラインナップを拡充、最近ではVCも設立しており、上場せずとも悪くない動きを見せています。

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海外株式を取り込んだファンドを作って、内外資産複合のバランスファンドなど投信本数はかなり増えました。2018年以降の成長は見られますね。

一方でファンドのパフォーマンス自体は2018年の頃が絶好調で「ひふみは良い!」なんてのがパフォーマンス付きで紹介されていましたが、最近はあまり「ひふみ投信」の高パフォーマンスの話題は聞きませんね。ただ、順調に運用資産残高は伸ばしているようです。

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これをみると2018年の伸びは絶好調です。コロナ禍もあったので減少があるのは仕方ないかも知れませんが、2018年より残高が伸びているのは好感触です。

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業績です。売上の伸びは見事ですね。利益は今のところ上下していますが上場して知名度上げれば他の投資によりも「ひふみ投信」で良いと思う人は増えると思うので、上場メリットは高い企業だと思います。今回は中止にならないようにスムーズに事が進んで欲しいです。

IPOでは証券業はあまり人気がなく、また運用会社の株を買うかという変な構造になりますが、知名度勝負のIPOを考えると一先ずは前向きに検討したいところでしょう。

レオス・キャピタルワークス(7330)のIPO新規上場情報

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