明日は日本システムバンク(5530)の上場日です。注目の宇宙ベンチャーの上場が終わり、一転して名証メイン上場の不動産セクターになります。落差が激しいですね。ただ、こちらもIPOには代わりありません。ここ最近のIPO好調に乗れるでしょうか?

日本システムバンク(5530)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:4,325円 気配更新:更新値幅94円、更新時間10分
下限値段:1,410円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :470円~7,520円

それでは初値予想です(公募価格:1,880円)
1,900円(公募比: +20円/+1.1%)
読者予想平均値:3,404円 | 中央値:2,302円 | 補正値:3,263円

主幹事の引受価格:1,729.60円

直前予想は微プラスの1,900円としました。買いが少ないながらも売り側が慌てなければ1,900~2,000円ぐらいの初値は目指せるかと思っていますが、大手予想見解は1,880円と公開価格同値ですね。所詮、地方上場の不動産セクターという評価でしょうか?

何故か当方の読者予想が謎に期待感のある投稿で吊り上げているのが不可思議で、理由として5,700円のストック・オプション行使価格が取り上げられていますが2,800株しかないので、あってないようなストック・オプションですね。

枚数少ないながら岡三証券主幹事なので、岡三証券で申し込むと当選しやすかったみたいですね。岡三オンラインではそれほど当選する感覚なかったので、店頭申込数が少なかったのでは?という変な想像をしています。

いずれにしてもちょっと小休止的なIPOになりますので、引き続き話題性ではispaceと翌週上場予定銘柄(特に楽天銀行)になりそうです。ひっそりと上場することになりそうですが、そんな中でも初値プラススタートになることを期待しています。

【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)

過去のデータでは名証再編後、メインへの上場は1勝1敗です。いずれにしても初値は公開価格付近というのが過去の結果からは読み取れますね。

https://note.com/96fun

noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。

2023年から一先ずは全銘柄の個別セカンダリー記事を書ききって、いい情報を届けられる体制を整えたいと思っています。しかしながら予想していた初値よりも急騰したり、全く人気なかったりがありますので、その場合の判断は前日ではなかなか紹介が難しいのが難点となっています。

セカンダリーにいつも参戦するという人もそれほど多くないでしょうから、需要の面でも観察中です。セカンダリー戦略を毎回書くことで、私の頭の中の整理されるのでいいですが、需要と供給のバランスを考えると、もう少し読み物感覚でセカンダリーに参加しない人も参考に読んでもらえるようなものを目指したいですね。

地方上場銘柄ならではの戦略視点が今回はメインになりますね。

黒澤が保有している全証券会社の特徴と感想を随時更新

IPOでプライマリーもセカンダリーも楽しめるようになれば市場も活性して良い循環になればと思いますので、当面頑張って更新したいと思います。