AI系企業のIPOも本当に増えました。まだまだ注目度は高いと思いますが、IPOでは新規性よりも定番感のほうが強くなっていますね。

AVILEN(5591)のIPO新規上場情報

自社開発の生成AIなどを使って複数のAIソリューションを一気通貫で提供。さらに実際の導入データを戻してさらにAIの生成を高めるといった、どんどん賢くなる系ですね。定番のAI醍醐味企業です。

想定価格は2,000円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで33億円で、東証グロース上場の中型IPOです。

さっと目論見書を読みましたが、これまでのAI系のIPOと似たような部分が多いですね。「一気通貫ソリューション」「AIの技術アップ(人材や機能アップ)」を通して社会にAIをどんどん浸透させていっている企業です。

多くの産業や事業に組み込まれていきます。目論見書よりもホームページのサービス例を見たほうが具体的な部分は分かりやすいと思います。

AIのコアモジュールの一例です。画像生成や文字認識、異常検知、データ予測などAIの強みと言える部分はかなり網羅していると言えそうです。すでに具体的なサービス状況もありAIが仕事している感があります。

それに伴い業績ですが、売上は一気に伸びていますし利益も創業期から黒字になっているのは特徴の一つでしょうか?利益の伸びが不安定に見えますが、これからの成長力は期待できるかも知れません。

グロース小型というわけではありませんが、AI企業で業績よしとなれば期待せざるおえないでしょう。第一印象としては全力でしょうか?9月後半も数が増えてきたので、初値結果は強弱が出やすくなると思います。そうなった時に必要なのが注目度ですので、やはり「AI」というテーマ性の強さは味方になりますね。

AVILEN(5591)のIPO新規上場情報

初値予想もお願い致します。

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