キャスター(9331)のＢＢスタンスと初値予想

キャスター(9331)のブックビル期間が9/19 (火)に始まります。
今年は9月下旬から10月上旬までIPOが多いことからブックビル期間も9月後半に重なりがちです。

仮条件は720～760円 (変動率：+10.8% ～+16.9% 超強気 )です。
主幹事は大和証券です。さすがに想定価格は下げ過ぎということで上げてきました。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒キャスター(9331)のIPO新規上場情報

とにかく目についたのは想定価格時点で約10分の1レベルのダウンラウンド上場というところでしょか？2022年から増えている気がしますが、この形の上場は公募組にとっては非常にラッキーではあります。悔しいのは創業者側かもしれませんが、それでも出資が多い会社は上場は迫られるでしょうから、一旦ゴールを見せてその後も本業で頑張って欲しいですが、あまりベンチャー企業がダウンラウンドで上場するのは気持ちの良いものではないですね。

売出無しで公募3500枚のプラチナチケット系になります。公募株を手に入れれば宝くじ感覚で楽しめそうです。

私の一発目の初値予想は1,750円（想定価格比: +1,100円/+169.2%）としました。

BBスタンスはB評価。初値予想としては一旦初日の上限2.3倍付近としました。上場時の地合いによって上にも下にも大きくぶれそうな銘柄です。また上場日は2社同時上場で相手方は注目度も規模も大きい銘柄になりますので影響は多少あるかもしれません。なんせ公開規模2～3億円程度は地方市場上場銘柄含めても本年度最小レベルです。

規模感を考えると2日目まで持ち越すことも十分にありえると考えています。

公募株の希少価値は非常に高いですが、長く持つには相当数の売り圧を意識しないといけない銘柄で推奨しづらいですね。

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