成友興業(9170)のＢＢスタンスと初値予想

成友興業(9170)のブックビル期間が9/27 (水)に始まります。
微妙系IPOが初値で公募割れの結果を見せる中の地方市場上場銘柄のBBスタートですので人気はでなさそうです。

仮条件は2,200～2,430円 (変動率：-9.5% ～0.0% 中立 )です。
主幹事はSBI証券です。仮条件は中立ですが、正直下げても良かったのではないでしょうか？

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒成友興業(9170)のIPO新規上場情報

名証メイン市場への上場ということだけでも初値は期待薄になります。さらにここに来て微妙銘柄のIPOが軒並み不調スタートでIPO地合いもイマイチですので、上場タイミングが10月中旬の単独上場以外には良い点が見当たりません。

主幹事がSBI証券というのもこの銘柄にとっては不安材料ですね。上場時に人気がなければ、その状況がそのまま露呈する結果になるのではないでしょうか？

私の一発目の初値予想は2,200円（想定価格比: -230円/-9.5%）としました。

BBスタンスはD評価。パス銘柄に評価を下げて、初値予想も公募割れとしました。初値がプラスになるとしても人気で高騰するような銘柄でもないですので妙味にも欠けます。それでもIPO人気はありますので募集は集まりそうですが、たまには何でもかんでも参加ではなく様子見銘柄も作っておきたいところです。

せっかく9月10月とIPO数は多いものの「勝率」はどんどんと落ちていっている雰囲気ですね。2023年のIPO戦線は年明けから調子が良かったですが、6月下旬ぐらいからイグジットIPOが公募割れ連発するなどして地合いが崩れている状態です。

IPOは話題性の高い銘柄が一転して好結果になるだけでも風向きがころっと変わるので、機敏に地合いの変化を感じたいところですが、地合いが好転しても地方市場上場銘柄は厳しいのではないかと見ています。

SBI証券はネット証券ではIPO取り扱いは最強です。癖がある分、参加不参加にメリハリを付けて活用したいですね。

⇒成友興業(9170)のIPO新規上場情報
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