全保連(5845)のブックビル期間が10/10 (火)に始まります。
沖縄本社のIPOとやや珍しいですが、業務的には家賃保証サービスで取り立てて見どころは少ないです。
仮条件は560~600円 (変動率:-23.3% ~-17.8% 超弱気 )です。
主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。この仮条件を大きく引き下げたことをどう見るかですね。
BB期間 | 開始: 2023/10/10 (火) ~ 終了: 2023/10/16 (月) |
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公募価格決定 | 2023/10/17 (火) |
購入申込期間 | 開始: 2023/10/18 (水) ~ 終了: 2023/10/23 (月) |
上場予定日 | 2023/10/25 (水) |
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒全保連(5845)のIPO新規上場情報
私はこの銘柄に限っては仮条件引き下げを好感しています。もともと家賃保証サービスの会社にしてはベンチャーキャピタルの出資が多く、IPOは高く売り抜けたいという内容でした。それでも想定価格は同業種と同等レベルの算定となっていて、本来なら業績なりの価格で売り抜けたいと思っていたでしょう。
ところが最近のIPO地合いが悪く、あまりディスカウントが感じられないなら引き下げてでも売りたいというということで、やや買い手有利になった状況が仮条件の引き下げと感じます。それでも同日上場に大型のKOKUSAI ELECTRIC(6525)と被ってしまうなど、初値視点ではまだ厳しさも感じます。
私の一発目の初値予想は630円(想定価格比: -100円/-13.7%)としました。
BBスタンスはC評価。同時期の10月下旬IPOと合わせて総合的にどうするか判断したいですね。今はIPO地合いはよろしくないので初値売りだけですぐに儲かるくじとしては考えずに、少し柔軟な時間軸も含めて乗り切る作戦が良さそうです。
微妙案件を上手に初値プラスになるものだけをピックアップするのは難しいので、全体を通して、自分なら何か理由を感じてこれは参加しても良いという理由があるなら参加するなど選別すると良さそうです。私は全保連は仮条件の引き下げは公募組に対して有利になるというIPOと感じたので、全保連は打診レベルで参加してもいいかなと感じています。
初値が上がれなければ公募で参加する意味はない(上場後買えば良いので)ので、こういう微妙銘柄はパスして気になるなら公開価格より下で買うという戦略もありますが、私は全保連は下がったからと言って買いたくない銘柄なので、それなら最初から参加姿勢というのもあります。
auカブコム証券でIPOを手に入れるという体験も久しぶりに出来そうなので楽しみにしています。
⇒全保連(5845)のIPO新規上場情報
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