ジャパンM&Aソリューション(9236)の初値結果です。初値は直前の予想通り高騰は難しいもののそれなりの上昇結果、初日の動きもこれまでのIPO地合いを気にすると疑心暗鬼になるのは仕方ないにしてもストップ高まで持ってくるなど、久しぶりのIPOらしさが出ました。

初値売りでプラス9.1万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。

ジャパンM&Aソリューション(9236)のIPO新規上場情報

【ジャパンM&Aソリューション(9236)】(公募価格1,340円)

初値:2,250円(公募比: +910円/+67.9%)
高値:2,750円
安値:2,212円
終値:2,649円
出来高:3,334,300株(公募売出総計:382,400株)

初値は2,250円と直前の2,000円付近予想からは少し吊り上がった初値結果となりました。それよりも初日の動きがしっかりとストップ高まで演じたのは良かったと思います。このところのIPOの動きを見ていると、直前予想で初値を引き下げたからと言って安いと飛びつきにくい雰囲気になっていました。初日の動きを見ると上に行こうとして一回急落したりストップ高になっても剥がれたりとまだまだ買いの胆力は足りない雰囲気ですが、それでもセカンダリー勢が報われるような動きとなっています。

この動きにつられてか?直近のIPOも少し持ち直し傾向です。明日はいよいよ大型プライム上場という大イベントがあり、それが終わると比較的IPOも落ち着きます。その前に少しだけ雰囲気を変えるような結果のIPOが出てきたことは、IPOも悪くないと思わせるには十分と言えそうです。

出来高は公募売出総計を9回転ほどしており、ストップ高も含む中、大商いです。引けの急落は明日の大型上場を考えると資金が抜けるのは仕方のないところでしょうか?動きは激しくなりそうですが、一旦上向きの流れを作っているのは好感が持てますので、注目が落ちても上を目指して欲しいところですね。

SBI証券主幹事で期待度も高かった銘柄ということでIPOチャレンジポイントのボーダーデータもありますのでポイント換算もしておきます。概ねボーダーラインは630P弱にあったようですが、計算的には投入650Pぐらいで100株取れたIPOとして計算しておきましょう。

91,000÷630≒144円と1P144円程度です。過去のポイント換算を考えると100円台は悲しいところですが、それでもポイントインフレ化とIPOの環境が悪くなっている時にプラスで現金化出来ることに意味はありそうです。

【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに

初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。

SBI証券主幹事のIPOで期待が高かったので、読者予想は平均で3,000円超えと出ています。この流れですと初値が2,000円近くなら買える根拠として使えますので、読者予想の値というのはセカンダリー戦略の一つの目安としても使えますね。皆さんの集合知のデータは、色々な意味で非常に役立っているので、いつも投票ありがとうございます。

IPO初値予想、読者予想の結果と投票所

皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。