マーソ(5619)の初値結果です。初値は残念ながら公募割れとなりました。今の地合いですとこういった微妙IPOは平気な顔して公募割れします。初日の動きを見ておきましょう。
初値売りでマイナス1.8万円です。公募当選者の方、残念でした。
【マーソ(5619)】（公募価格2,079円）
初値：2,079円（公募比: -181円/-8.0%）
高値：2,250円
安値：1,943円
終値：2,039円
出来高：1,539,900株（公募売出総計：769,100株）
初値は2,079円。引受価格での公募割れでした。今の地合いの悪さを象徴するように寄り前に買いが全く入る気配がありません。そうなると初値は上がりようがないので、主幹事の誠意買いでとりあえず初値を付ける状況となっています。初値が付いた後は下値を探りに行き2,000円割れになってから急反発、反発したものの高値は2,250円と公開価格の2,260円には到達できませんでした。
後場にかけてはダラダラと値を下げており、結局、終値は初値よりも安い2,039円で終えています。出来高は公募売出総計を約2回転ほどで、IPOの初日の売買としてはやはり少なくIPOが低調なことがデータにも現れています。
主幹事SBI証券のIPOでした。ネット証券主幹事のIPOということで個人投資家にも人気が出やすいのがSBI証券主幹事のIPOですが、2023年は主幹事取り扱い数でNO.1の実績を作ったものの23銘柄の取り扱いがあって2社中止、9銘柄が公募割れです。量も多くて良いのですが質も上げて欲しいですね。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに（分析版）
IPO分析ページを利用すると、色々な観点から分析できますのでオススメです。当方はIPOデータ分析を得意としていますので、上記のようなページを眺めるだけでも楽しいでしょう。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでました。3名の方が見事的中です。
引受価格で決定したのでピタリ賞が出やすかったですね。当方も直前予想で引受価格でピタリ的中ということで規定によりアマギフは半額にはなりますが、年が明けてから抽選で1名様に必ずプレゼントしますのでお待ちくださいませ。公募割れ銘柄でも小さなチャンスがあるということで、今後も続けていければと思います。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。