2013年のIPO新規承認もたくさん出てきて、今年は盛り上がりそうですが、
少し2012年のIPOを振り返ってみたいと思います。
【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
当方の情報サイトでは2003年のIPOまで
情報を振り返ることができますので参考にして下さい。
さてタイトルの2012年のベストIPO、ワーストIPOですが
先ほどのページを観察して取り上げてみます。
2012年の初値暴騰率ベスト1のIPO銘柄は!
enishで2,500円(公募比: +1,700円/+212.5%)でした。
パーセンテージでみるとこの銘柄になります。
一方、2012年の初値暴騰率ワースト!のIPO銘柄は!
札幌アンビシャス上場の北の達人コーポレーションです。
(公募比: -165円/-15.0%)
この銘柄はセカンダリ相場では逆転してなんとなく面白いですね。
パーセンテージでなく1枚あたりの金額で見てみます。
ベスト1
モバイルクリエイト +400,000円
初値売りで1枚あたり40万円とこれが最高額でした。
ワースト1
北の達人コーポレーション -16,500円
残念ながら金額で見てもワースト1のダブル受賞です。
しかしながらワーストの銘柄でも2万円より少ない損失です。
しかも北の達人コーポレーションは、今や株価は公募価格のはるか上を行っています。
2012年は初値価格がイマイチでも後に株価が上昇した銘柄も多かったです。
途中で今のIPOの狙い目は、公開後見直し買いが入るものを買っておくのが良い
なんて意見も多数出たのを思い出します。
当方作成の一覧表では現在の株価と初値時の比較もできます。
色合い的に見てもIPO株が頑張っているのが実感できて、
IPOの地合いの回復を感じ取れます。
2013年はこの流れに乗ってたくさんの好発進をみせるIPOの登場を望みます。