メドレックスの初値は2つ目に持ち越しとなりました。
しかしながら赤字バイオ銘柄でこの状況は凄いですね。
【4586】メドレックス(公募価格1,000円)
初値:2,200円(公募比: +1,200円/+120.0%)
高値:2,700円
安値:2,130円
引け:2,700円
上場2日目のメドレックス、初値2200円-消炎鎮痛貼付剤期待
2月14日(ブルームバーグ):きのう東証マザーズに新規株式公開したメドレックスは、売買2日目に公募価格比2.2倍の2200円の初値を付けた。創薬事業を手掛けており、現在開発に注力する消炎鎮痛貼付剤「エトドラクテープ剤」の将来性を期待した買いが膨らんだ。
公募価格の1000円に対し、きのうは2300円買い気配で取引を終えていた。きょうは2200円で初値を付けた後、2300円まで上昇する一方、初値を割り込む場面も出ている。
同社は2002年1月の設立で、本社を香川県東かがわ市に置く。イオン液体を利用した独自の経皮吸収型製剤技術が強み。貼付剤開発に特化し、薬効の極大化、副作用の低減など新たな付加価値を持つ医薬品を生み出すことを目指している。
上場に際しての公募は220万2200株、オーバーアロットメントを含む売り出しは47万7700株。主幹事は野村証券。13年12月期の売上高見通しは前期比3.2倍の2億7700万円、最終赤字は7億3200万円(前期は最終赤字5億7100万円)としている。
野村証券の漆原良一アナリストは13日付のリポートで、エトドラクテープ剤(ETOREAT)は14年に米国申請され、15年の承認取得を経て、16年に発売される予定だと指摘。米国売り上げは22年12月期のピークで131億円を予想している。
メドレックスの2日目は売り越しから始まりましたが2,200円で早々に値を付けました。
公募価格の2倍を超えたのは凄いですね。
また、その後の株価も順調に推移して引けはストップ高の2,700円で終わっています。
1枚あたり12万というのも嬉しいですが、こうなると欲が出る人も多そうです。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
とにかくリートを除く第一号IPOがこの結果だと、
今年のIPOは本当にいい年になりそうですね。配分されるかが問題になりそうですが・・・
ピタリ賞ですが、残念ながら出ませんでした。
読者予想の最高値でも1700円でした。
ということで、この初値結果が如何に今の地合いの良さを反映しているか感じさせます。