2014年度から日本版ISA(少額非課税制度)が導入されます。
口座開設は10月から、ちょうど今頃から各証券会社よりスターターキットや
予約受付を行なっている状況です。
一方、株式の売却益、配当金に対する通常の税率は20%に戻りますので、
飴と鞭が2014年から実施されることになります。リレー投資する人も多そうですね。
日本で新しく始まる制度なので、しっかりとポイントを見極めて上手に使いたい。
また裏技的な使い方が出来ないか考えている人も多いでしょう。
(基本的にはうまく節税して、その分を利益にしたいという思惑だと思います)
日本版ISAのポイントをまずは纏めてみます。
1.上場株式、投資信託の売却益、配当金・分配金にかかる税金が非課税。
2.口座開設できるのは20歳以上、一人につき1口座のみ
3.2014年から2023年まで毎年100万円非課税枠がある。
4.それぞれ投資した年から最長5年間が非課税期間
5.非課税枠最大で500万まで
如何にして非課税枠を有効利用するかが口座としての活用法になります。
注意したいポイントとしては
1.他の口座との損益通算が出来ない(口座での損失は厳しい)
2.1人1口座で金融機関の変更は2回まで(どの口座にするかも重要)
基本的には10月から口座開設受け付けを各証券会社などで行うと思いますので、
自分のISA口座での投資したいスタイルにマッチする証券会社などの選択が重要です。
さらに私の憶測ですが、ネット証券会社などでは日本版ISA口座開設キャンペーンなどが出てくるのではないかと思っています。目先のキャンペーンに載っかればいいものではありませんが、ここが一番裏技的に利益が出そうな第一歩という考えもできます。
証券会社からオススメとして出してきそうだなと感じるのが、分配金が大きく節税メリットが大きい、毎月分配型投資信託かもしれませんね。投資信託購入キャンペーンなどがあればISA口座が始まる早い時期に買ってしまうのが一番利益が出るように気もします。
(個人的にはIPO大好き人間なので新しいものにはプレミアム感覚を持っています)
個人的に他に思いつくのは、株主優待クロス取りを行なっているもので、配当高利回り、優待高利回り銘柄、約定代金が低い銘柄を現物取得してしまうというものです。
この辺りは、株主優待クロス取りを何年かしてきた人は銘柄選定が捗るかもしれませんね。
【9449】GMOインターネットの銘柄情報
【3048】ビックカメラの銘柄情報
例を挙げると上のような銘柄とかですね。
今は予約受付を行なっていますが、10月になれば各社キャンペーンが打ち出してくると思っています。その時点での情報を集めてまた公開すると共に、その時までにどういった形で活用すればいいのかまた考えていきたいですね。
とりあえず今言えることは必ず口座を作って早めに活用する人が勝ち組な気がします。